鼻水

睡眠時、鼻水が原因の咳が止まらない…対処方法は?

風邪をひくと夜中に鼻水が喉に流れ、咳が出てしまうという4歳児についての質問です。ゆっくり眠らせてあげるにはどうすればよいか、専門家のアドバイスを見てみましょう。

4歳児のママからの相談:「睡眠時に止まらない咳への対処方法」

私には現在4歳の息子がおり、身体が弱く季節を問わず風邪をよくひきます。中でも鼻水と咳が出ることが多くあり、鼻水が痰となってのどの奥に流れて、それが咳となって出てくるといった症状が多くあります。夜中や寝ている時は、鼻水が喉の奥に流れ込んでしまい、それが原因で嘔吐してしまうことがしょっちゅうです。耳鼻科で咳の薬や胸に張るシールタイプの咳を止めるお薬を処方してもらうのですが、なかなかすぐに咳が治らず困っています。咳が出ている時に、ゆっくりと睡眠させてあげる方法が何かあるなら、教えてほしいです。(30代・女性)

寝る姿勢や部屋の環境に工夫を

寝る姿勢、水分補給、空気の加湿や鼻水の吸引など、夜中の鼻水や咳を防ぐ方法についてアドバイスがありました。

子どもはまだ鼻と口が距離的に近く、鼻水が流れてしまいやすいのです。一番簡単な対策としては横向きに寝かせてあげることです。どうしても仰向けで寝たがる場合以外は、背中にあたる部分にタオルや枕を置いて必然的に横向きになるように寝かせてあげてみてください。(助産師・保健師)
寝るときに咳がひどい場合は、クッションなどを使い上半身を起こした姿勢にすると、気管や肺への圧迫が取れ、痰の排出がしやすくなります。また、少量ずつ何回かに分けて水分を摂取させることも有効です。寝室の環境としては、乾燥していたり埃っぽかったりすると咳が悪化しやすいため、清潔を心がけ、加湿器や空気清浄機を使用して適切な湿度(40%~60%)を保てるようにするとよいでしょう。(看護師)
こまめに水分補給し、鼻水は出せるようでしたら、鼻をかんで出してください。出せなければ家庭用の吸引器がありますから、ママやパパが鼻水をこまめに吸引してあげてください(吸引のしかたは耳鼻科のスタッフに指導してもらってください)。また、こまめな水分補給も大切です。(看護師)

免疫力が上がるにつれ軽快する

鼻水や咳を繰り返すことで免疫力が鍛えられていき、成長とともに気になる症状は改善していくようです。

鼻水や咳は本来、身体が不要なものを排除しようとする正常な働きです。薬で無理に抑制してしまうと、排除されるべきものがいつまでも体内に残り、症状が長引くこともあります。寝る時は咳止めを服用し、日中はお子さま自身の抵抗力に任せてみるのも良いかもしれませんね。成長するにつれて免疫力が高まってくればだんだんと軽快していくのではないかと思われます。(助産師・保健師)
鼻水や咳といった症状の風邪をひくことは普通のことですし、風邪をひき、治ることを繰り返していくうちに徐々に免疫力があがり、徐々に身体が強くなっていきます。しかしあまり同じような症状を繰り返す場合は、耳鼻科だけでなく、子どもの病気の専門である小児科にも相談してみてもよいかもしれません。(看護師)

寝る姿勢や部屋の環境、水分補給など、気を付けるポイントについてアドバイスをいただきました。鼻水や咳は正常な反応であり、繰り返すことで免疫が上がっていくため、咳止めを多用し過ぎず抵抗力に任せてみることも提案されています。

監修者:南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での勤務を経て、とらうべ 社設立。医療職が企業人として女性の一生に寄り添うことを旨とし、30年にわたって各種サービスを展開中。

2019/10/09

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