皮膚トラブル

赤ちゃんが自分の顔を傷つけ血だらけに…効果的な対策は?

自分の顔を引っ掻いてしまう3ヶ月の赤ちゃんについての相談です。傷の予防方法や、治りを早める方法について、専門家はなんとアドバイスしているでしょうか。

3ヶ月の子どものママからの相談:「顔の擦り傷について」

まだ3ヶ月の我が子が、寝ている間に自分の爪で顔を強く引っかけて血だらけになっていることがあります。治りもいまいちで悩んでいます。爪を定期的に切ったり、お風呂上がりに顔に赤ちゃん用の保湿クリームを塗ったりしていますが、オロナインや大人用の傷クリームを使っても問題はないでしょうか。手袋をつける案は家族で話し合い、実践予定ですが、他に顔に傷がいかない、傷を早く治してあげる効果的な方法があれば知りたいです。(30代・女性)

傷薬は医師の処方を受けるのが安心

基本的には薬を塗らずに様子を見るのが良いようです。薬を塗る場合は大人用のものや市販のものを使わずに、皮膚科で処方してもらうことが勧められています。

赤ちゃんが自分で顔を引っ掻くことはよくあります。傷ができて心配でしょうが、浅い傷は数日で軽快するので、そのまま様子をみてよいでしょう。数日経ってもジクジクするようでしたら、皮膚科を受診してください。(看護師)
オロナインは昔から日本で愛用されている軟膏ですが、大人と赤ちゃんの肌は違いますから、大人用の軟膏やクリームはお勧めできません。皮膚科で処方してもらうか、赤ちゃん用のクリームを使用してください。また、傷用の絆創膏には2歳以下は使用できないものもあります。(看護師)
傷の手当ては、まずは水できれいに洗い、白色ワセリンを使用して湿潤な環境を保つようにする、モイストヒーリングという方法をお勧めします。赤ちゃんの皮膚はデリケートですので、薬を使用したい場合は市販の塗り薬よりも、医師に処方してもらった薬を使用するほうが安心です。(保育園看護師)

爪の処理やミトンの使用などの工夫を

爪の切り方や皮膚の保湿、ミトンを使用するなどの対策方法を教えていただきました。

赤ちゃんの爪は薄いため、短く切っていても鋭くなりやすく、自分の爪で傷を作ってしまうことがよくあります。傷の予防としては、赤ちゃん用のやすりタイプの爪切りを使用するのも良いかもしれません。出来るだけ爪を滑らかに整えることや、皮膚の清潔と保湿を心がけ、傷ができにくい健康な状態を保つようにすることが挙げられます。
引っ掻き傷の予防にミトンを使用する方も多くいらっしゃいます。簡単でよい方法と思いますが、赤ちゃんがミトンをしゃぶって不衛生になりやすいので、こまめに洗濯してください。(看護師)

赤ちゃんには、大人用の薬や市販の薬を使用するのではなく、皮膚科で処方してもらうのが安心だとアドバイスがありました。赤ちゃん用のやすりタイプの爪切りを使用する、皮膚を保湿して傷ができにくいようにする、ミトンを使用するといった工夫で、傷を未然に防げるようです。


2019/03/28

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美