お腹の張り

張り止めの薬による副作用の動悸、どうすればいいの?

妊娠中のお腹の張りでお薬を飲むママは多いのではないでしょうか。今回は妊娠7ヶ月のママからの相談です。「張り止めの薬を飲んでいますが、動悸があり仕事に影響が出ています。どのように続けていけばいいでしょうか」とのことです。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「張り止めの薬による副作用の動悸、どうすればいいの?」

体を動かすことが多い仕事をしているため、お腹が張りやすいです。そこで主治医から張り止めの薬を処方してもらい1日3回で内服を開始し、張ることは少なくなりました。お腹の張りが落ち着き、赤ちゃんも辛くないかと安心していましたが、副作用で動悸がするようになりました。仕事をしていても動悸がすると仕事を中断し、治まるまで休むようにしていますが、これでは仕事に影響が出てしまいます。お腹の張り止めは続けたいのですが副作用が困ります。どのように内服していくといいのでしょうか?(30代・女性)

今の体調を職場に伝えて、薬はきちんと続けることが大切です。

張り止めの薬をきちんと飲んでママと赤ちゃんの体調を整えることが大切なので、今の体調を職場に伝えて体調を崩さないよう職場とうまく折り合いをつけていくと良いとアドバイスをいただきました。

張り止めの薬の副作用で動悸に悩まされる妊婦さんはとても多いです。仕事をしながら、自分の身体をいたわらなくてはならず、葛藤の日々だと思います。結論を申しますと、今は張り止めの薬をきちんと飲んで、ママと赤ちゃんの体調を整えることが優先されます。今の体調を職場に伝えることはできていますか?
難しいようではあれば、「母子健康管理指導事項連絡カード」を活用しても良いかと思います。母子手帳にフォーマットがある場合もありますので、確認してみてください。母子健康管理指導事項連絡カードには、医師によって体調面で気をつけた方が良いことなどが分かりやすく記載されます。そして、雇用主はそれに対して適切な措置を講じる義務があります。ツールを活用して、体調を崩さないよう職場とうまく折り合いがつくと良いですね。(看護師)

副作用の動悸に対して漢方薬が処方されることもあります。

張り止めの薬による動悸はよくあることですが、それに対して漢方薬が処方されることもあるので、まずは主治医に相談してみるようアドバイスをいただきました。

お薬の内服の仕方は自己判断では変えず、内服の指示は必ず守ってお薬は飲んでほしいです。動悸は張り止めのお薬の副作用で最もよくみられます。この動悸の副作用のことはかかりつけの産婦人科に相談してみると良いです。経験上、動悸に対して漢方薬を処方される医師が多いです。
患者さんをみていると、張り止めの副作用に対する動悸の漢方薬内服で劇的に動悸が改善した、気やすめ程度に楽になったという方は多くみえますので、早めに相談に行ってみると良いです。また、身体の冷えはお腹の張りにつながるといわれてます。お薬だけでなくお腹の張りを少しでも減らすために、これから寒い季節になっていくので、特に身体を冷やさないように暖かくして過ごされると良いです。そして、お腹をさすらないようにしてくださいね。余計に刺激になってしまいます。子宮は筋肉でできており、筋肉は刺激を伝達する働きがありますので、さする、冷えるということが刺激になって伝達され余計お腹が張るのです。(看護師)

お腹の張り止めのお薬による動悸は副作用の中でもよくみられるものですが、それに対する漢方薬もあるとのことなので、まずは主治医に相談しましょう。また、お仕事をされている方は「母子健康管理指導事項連絡カード」なども使って職場との折り合いをつけていくことも大切です。

参考文献:
山本詩子・宮下美代子(編)「保健指導・分娩介助・おっぱいケア: ベテラン助産師から学ぶ! 3大助産業務のコツと技 (ペリネイタルケア2013年夏季増刊) 」メディカ出版 2013.06


2019/09/01

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美