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お腹のアザを気にする娘、今すぐレーザー治療をするべき?

新生児期からあるお腹のアザを気にし始めた10歳女児について相談がありました。本人が望むなら今すぐレーザー治療をするべきか、身体への影響はどうなのかといった質問に対し、専門家は何と答えているでしょうか。

10歳児のママからの相談:「新生児期からのアザ」

10歳の娘は、生まれた時にアザはなかったのですが、生後数日でおへその少し上に2cm四方のいびつな茶色いアザが現れました。入院中だったので看護師や医師の方に相談しましたが、悪性ではなくよくあることなので問題ないとのことでした。その後もアザに変化はなく、乳幼児の定期健診で異常はないとのことで、将来大人になってからレーザー治療をすれば良いというアドバイスをもらっていました。しかし、学校での水泳授業で着替える時に友達からアザの事を聞かれるようになり、本人も気にしています。お腹を見せるようなファッションはしないので親としてはこのまま様子を見たいのですが、本人がどうしても取りたいというなら今すぐにでもレーザー治療をした方が良いのでしょうか。子どもの身体にレーザーを当てる影響がどれくらいあるかわからず悩んでいます。(30代・女性)

慌てて除去する必要はない

健康に害がなければ、慌てて除去する必要はないというアドバイスでした。レーザー技術は進歩しているものの、傷ができる場合や麻酔が必要な場合の影響について理解する必要があるようです。

病的なものでないのでしたら、慌てて除去する必要はないかと思います。アザには色々な種類があり、成長とともに消えるもの・大人になっても残るもの・除去しても再発するものがあります。また、子どもの皮膚は柔らかく傷ができやすいので、もしレーザーで傷ができた場合、成長とともに皮膚が広がるにつれ、傷が大きくなる場合もあります。(看護師)
アザに対するレーザー治療はどんどん進歩しており、治療による痕は残りにくくなっているとされています。しかし、レーザー治療の効き方はアザによって差があり、治療の回数なども人によって変わってきます。また、治療を受ける場合は、レーザーを当てることによる影響だけでなく、麻酔など、治療に付随する処置の影響の説明も受けるようにしましょう。(看護師)

皮膚科医とよく相談しよう

アザの種類によって、治療のタイミングや回数・費用も異なってくるようです。まずは専門の皮膚科医とよく相談して、ベストな選択をすることが勧められています。

太田母斑や異所性蒙古斑のように、アザによっては早い段階からレーザー治療した方がよいものもありますが、1度での除去は難しく、3ヶ月くらいの間隔で3回ほど繰り返すことになります(個人差があります)。アザによってはレーザーでは除去できないもの・保険が適用されないものもありますから、主治医とよく相談しましょう。(看護師)
治療を受ける時期がいつがよいのかについては、アザの種類や状況によっても異なってきます。小さいうちから治療を開始したほうが、少ない回数できれいに消えるとされているものもあれば、あまり早く治療しても再発することが多いため思春期以降に治療をしたほうがよいとされているものもあります。専門の皮膚科で相談し、お子さんの症状に合った説明を受けてから、治療をどうするのか決めていくのが良いと思います。(看護師)

子どもの皮膚は柔らかいため、レーザー治療によって傷ができ、成長とともに広がる可能性があるようです。また、麻酔などによる影響についても十分に理解しておく必要が指摘されています。アザの種類により治療に最適のタイミングが違うため、まずは専門の皮膚科医に相談し、治療方針を決定するようアドバイスがありました。


2019/11/09

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美