皮膚トラブル

皮膚が弱く絆創膏が使えない…子どもが切り傷を触らない方法はあるの?

子どもによっては皮膚が弱く、さまざまなトラブルが起こる場合もありますよね。相談者さんのお子さんは、切り傷ができても、皮膚が弱いため絆創膏で保護することが難しいようです。切り傷をなるべく触らない方法はあるのでしょうか。専門家に相談してみました。

30代、女性からの相談:「皮膚が弱く絆創膏が使えない…子どもが切り傷を触らない方法は?」

10ヶ月の子どもがいます。我が子は生まれた時から肌が弱く少しこすっただけでも赤くなってしまいます。夏には蒸れるとあせもがすぐ出来たりしてかゆいのか、知らない間に切り傷が出来てしまっていたりします。傷を触らないように絆創膏を貼りたいのですが、肌が弱くてかぶれてしまうと思うので、何かいい方法はないでしょうか。(30代・女性)

皮膚の状態を良くして、絆創膏以外にガーゼを活用しよう

子どもはあせもになりやすいため、皮膚を清潔に保つほか、身体の洗い方や保湿を工夫すると良いそうです。絆創膏以外にもガーゼを活用する方法もあります。

かゆみの原因を調べて、かゆみが起こらないように対策した方がいいと思います。子どもは汗をかきやすいので、夏はあせもができやすくなります。お子さんが汗をかいたら、こまめに拭き取って皮膚を清潔にしてください。石鹸(ボディソープ)は低刺激のもので、体を洗う時はスポンジやナイロンタオルは使用せず、泡で包むように優しく洗って、洗った後はしっかりお湯で流して石鹸カスが残らないようにしてください。かゆみが強い場合はお湯で流すだけでいいでしょう。入浴の後は子ども用のクリームやローションで保湿してください。肌の乾燥はかゆみの原因になります。肌着は綿素材の刺激の少ないものにしてください。(看護師)
絆創膏以外で傷口を覆う方法として、ガーゼの使用があります。ガーゼの固定は、包帯や伸縮ネット、処置用のテープで行います。テープは皮膚への刺激が0ではありませんが、張り方を工夫することで、絆創膏より皮膚との接触面を少なくできます。皮膚が弱い赤ちゃんは、気を付けていてもあせもなどの皮膚トラブルが起こりやすく、処置にも気を遣うことが多いと思います。患部にかゆみがあると、また掻きたくなってしまいます。切り傷を触ってしまわないようにするためにも、原因になっている皮膚トラブルを治すことも大切です。(保育園看護師)

トラブルが改善しない場合は受診しよう

自宅でできるケアでトラブルが改善しない場合や頻回にかゆがる場合は、悪化する前に病院を受診しましょう。

敏感肌でしたら、絆創膏でかぶれるかもしれないので、浅い傷でしたらそのまま様子をみていいでしょう。頻回にかゆがるようでしたら、皮膚科を受診してください。(看護師)
皮膚の清潔や保湿、刺激の少ない衣類や寝具の使用など、自宅でできるケアでトラブルが改善しない場合は、悪化する前に一度医師に診てもらうとよいでしょう。(保育園看護師)

子どもの皮膚が弱いだけでなく、切り傷を触らないようにするためは、洗い方や保湿で皮膚の状態を良くするほか、ガーゼを活用する方法があります。自宅でできるケアでもトラブルが改善しない場合は、悪化する前に病院を受診しましょう。


2019/06/04

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この記事の監修/執筆

助産師/看護師/保育士河井 恵美