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マンガで分かる!五月人形を飾る意義とは?

“五月人形の本来の役割”を説明するマンガを公開

「こどもの日」とも呼ばれている5月5日の端午(たんご)の節句ですが、もともと男の子をお祝いする日であったことは広く知られている一方で、五月人形を飾る風習は残っているものの、その本来の役割をご存知の方は決して多くありません。
そこで、節句・伝統文化の啓発と振興のために活動している一般社団法人日本人形協会では、日本人に馴染みの深いマンガを用いて、五月人形の正しい知識の啓発を実施しています。

五月人形は“こども一人に一飾り”がよい

マンガは小さな息子が二人いる夫婦の物語。ある日、母親が息子二人を連れて友人の家に遊びに行くところから物語が始まります。
友人の家に五月人形が二つあることに子どもたちはびっくり。友人の母親は「五月人形はこどもの身代わりになって災いを肩代わりしてくれるお守りなので、一人に一飾りがよい」と教えてくれました。

端午の節句飾り選びに迷ったら“節句人形アドバイザー”

主人公の母親が夫に相談すると、もう一つ五月人形を用意しようという話になったものの、端午の節句飾りにはいくつも種類があるので迷ってしまう心配が…。そこで「節句人形アドバイザー」がいるお店に行くことに。
節句人形アドバイザーは五月人形の詳しい説明をしてくれました。鎧(よろい)や兜(かぶと)は「自分の身を護ってくれる」ものの象徴として飾られるようになり、五月人形は武者人形と呼ばれ「我が子の成長を見守る守り神」のような存在として古くから親しまれているとのこと。
そこで、お兄ちゃんは武者人形だったので、弟には鎧と兜を選ぶことになりました。

立身出世の願いが込められた“こいのぼり”

五月人形の他に、端午の節句に飾られるものとして知られているのが、“こいのぼり”です。アドバイザーはこいのぼりの由来についても説明をしてくれます
。鯉という魚は、流れが強くて速い川でも元気に泳ぎ、滝をものぼってしまう魚。つまり、こいのぼりにはどんな荒波もたくましく乗り越えて立派に成長してほしいという立身出世の願いが込められているとのこと。

本来の意味を知って、“日本の心”を伝えていく

このように、マンガでは五月人形にまつわる様々な疑問に答えながら、その本来の意味を解説し、節句行事の啓発と振興に貢献する内容になっています。
近年、核家族化などの生活スタイルの変化によって伝統を継承する機会は減り、節句の人形を飾らない家庭も増えているようですが、五月人形の本来の意味を理解して“日本の心”を伝えていくことが大切ですね。

マンガでわかる節句人形

参考サイト

一般社団法人日本人形協会プレリリース


2019/04/09

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この記事の監修/執筆

ニュース編集部