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扁平母斑が再発、今すぐレーザー治療したほうがよい?

目の下の茶色いアザについての質問です。赤ちゃんの時にレーザー治療をしたものの、現在はまた再発しているということですが、再度レーザー治療を行うタイミングについて、専門家は何とアドバイスしているでしょうか。

8歳児のママからの相談:「扁平母斑について」

8歳になる娘についてですが、生まれつき右目の下に茶色いアザがあります。それほど濃くはないのですが、目の位置にあるため目立つなぁと感じていました。出産した病院では、自然に消えることもあると言われましたが、消える気配もなく、生後6ヶ月でレーザー治療を一度しました。一度はきれいにアザは消えたのですが、また再発してきて、今現在も茶色いアザは消えずに残っています。娘が年頃になって、気にするようになったら、またレーザー治療をしようかな、と考えていますが、今からすぐ治療したほうがよいのでしょうか。(40代・女性)

再発しやすいが害はない

生まれつきの茶色いアザは、扁平母斑と呼ばれる、メラニン色素によるアザであることが多いようです。

生まれつきある茶色のアザとしてよくみられる良性のアザの多くは、扁平母斑と呼ばれるものです。特に治療をしなくても、健康に害のあるアザではないとされています。(看護師)
扁平母斑の治療を行う場合は、レーザー治療が選択されることが多く、皮膚の薄い小児期から治療を開始することで効果が得られやすいという意見もあります。治療の効果はアザによって差があり、繰り返し治療を行っても再発する場合もあります。扁平母斑は再発率が高いアザとも言われています。(看護師)
茶色いアザの原因は皮膚の表皮と真皮の間のメラニン色素で、赤ちゃんの頃にはよく見られます。身体のどの部分にもでき、成長と共に消えるもの、濃くなるものもありますが、ほとんど悪性化することはありません。レーザーで薄くすることは可能ですが、再発することもよくあります。(看護師)

皮膚科と相談しながら方針決定を

治療については、皮膚科と相談しながら、子どもの成長や意思に合わせて計画することが勧められています。同時に、治療が必要な別種のアザとの判別についてもアドバイスがありました。

顔にあるアザですから気になると思いますが、病的なものでなければ様子をみてよいかと思いますし、本人が気にするようになってからでも遅くはないと思います。(看護師)
美容的な理由も考慮して治療するかどうか決定するアザの治療は、特にお子さんの意思を確認できない小児期にはどうするべきか悩む方も多いものです。専門の皮膚科で、お子さんの症状や、いつ治療をしていつ頃再発したのかなど、経過を見てもらいながら今後の治療方針を決定していくのが安心だと思います。(看護師)
茶色のアザで注意しなければならないのがカフェオレ斑です。とくに、カフェオレのような色のアザが6個以上あれば、レックリングハウゼン病といって、成長と共に神経繊維種という良性の腫瘍を作るなどの全身症状が現れる病気の可能性もあるため、増えていくようであればその段階で皮膚科へ相談しましょう。(看護師)

生まれつきの茶色いアザは、扁平母斑と呼ばれる健康に害のないアザであることが多く、レーザー治療を行っても再発することがよくあるようです。見た目の問題だけであるため、本人が気にするようになってからでも遅くはないとアドバイスされています。皮膚科と相談して治療方針を決定するとよいようです。

監修者:座波 朝香(ざは・あさか)
助産師・保健師・看護師・タッチケアトレーナー。病院産婦人科での勤務を経て、株式会社 とらうべ 社員。妊娠・育児相談、産後ケアや赤ちゃんタッチをはじめ妊娠・育児講座などに定評があり、精力的に活動中。

2019/06/29

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