教育

幼稚園のプレスクール。子供にとってあり?なし?

幼稚園のプレスクールとは?(プレ幼稚園)

幼稚園のプレ保育や未就園児クラスは、たいていどの幼稚園や設けている3歳未満の子どもたち用のクラスです。開催の頻度は週に1回のところもあれば、2回や3回のところもあり、逆に隔週の園もあります。パパにも積極的に参加してもらいたい園などは、土曜日にクラスを開催しているところもあります。ママにとっても子どもにとっても初めての集団生活のスタートとなることも多いプレ。
ここでは、未就園児から通えるプレクラスやプレスクールについてまとめてみます。

・プレスクールの目的
未就園の親子を対象に「園のことをよく知ってもらう」「園の環境に慣れてもらう」「地域の園として、子育て支援をする」などを目的に開催しているのがプレスクールです。実際に幼稚園がスタートしたあとは、基本子どもたちだけが園で生活をすることになるので、その前にママやパパたち保護者にも園の理念や環境を知ってもらいたいというねらいもあります。

・どんなことをするの?
プレクラスの保育内容は園によってもさまざまですが、お遊びの時間や歌、絵本や紙芝居の読み聞かせやおやつタイムなどがあります。実際の園を知ってもらうという目的もあるので、例えばお勉強に力を入れている幼稚園では「工作や手遊び」簡単な英語の歌を歌ったりするカリキュラムもあります。自由なのびのび系の幼稚園の場合は園庭の遊具で遊ぶことが多かったりします。その活動内容を見るだけでも、その園の特色を知ることができるので、いくつかの園のプレクラスを覗いてみるのもオススメです。

・入園の時期は?
プレクラスやプレスクールは、通常前年度の冬に募集がかかることが多いです。人気があってすぐに定員に達してしまうところは締め切りがきっちりしている事もあるので、確認したほうが良いでしょう。
評判の幼稚園ではキャンセル待ちをしなければならない場合もあります。逆に、園によっては年度が始まってからの途中登録も可能なところも多いです。 気になる園がある場合は気軽に連絡してみましょう。

・申し込み方法は?
プレクラスやプレスクールの募集要項は、その受付時期などの情報といっしょに園のホームページに掲載されます。そのままネットから申し込めるところ、電話受付や実際に園に申請を提出するところなどがあるので情報収集の際に募集要項も確認しましょう。入園説明会の時期と重なる園が多いです。

プレスクールに通うメリットやデメリットは?

・通わせた人の意見を聞いてみよう
プレスクールに通うことで、優先的に入園が出来るという制度を設けている園もあります。特に上の子がすでに通園していたりする場合、兄弟別の園に子どもを預けるのはママへの負担がとても大きくなります。できれば一緒の園でお世話になりたいという場合、優先入園権を確保するのためにプレスクールに通うというケースは多いようですし、兄弟枠を設けいている幼稚園もあります。

また、入園を決める前にその園の雰囲気がわかるというのも最大のメリットです。三年間お世話になろうと思って入園しても、やはりしっくりこなくて途中で転園するというお子さんもいますが、制服や園バックなどを揃えたあとの転園は経済的な負担も大きくなります。できれば入園前にいくつかのプレスクールを見学してから、気に入った園に入園したいですよね。
それまではママと二人で過ごす時間が圧倒的に多い未就園児ですが、プレスクールに通うことで外の世界と触れる時間が増え、いろいろな新しい経験が出来ます。たとえばさつまいも掘りなどの行事や運動会への参加、お歌やリトミックなど、プレスクールはどんどん刺激を受けて成長を助けてくれる場でもあります。

プレスクールは、ママにとっても、新しい世界との繋がれるチャンスです。ママ友達が出来て育児相談をしたり情報交換をしたり、また、先生に自分の子どものことを客観的に教えてもらうことで、心に余裕が生まれて育児ストレスの解消にもなります。
また、この時期はトイレトレーニングで悩むママも多いかもしれませんが、一般的なプレスクールはみんなでトイレに行く「トイレタイム」が数回あるので、家で行うよりもトイレトレーニングがスムーズに進むというメリットもあります。

・デメリット
一般的な園にはプレスクール用のスクールバスは運行しません。そのため園から遠い場所に住む人には通園の送迎が大変になるかもしれません。またお子さんが早生まれの場合、遅生まれの子に比べて成長や一生懸命にやっていても出来ることの差が顕著になる時期でもあります。生まれつきでグループ分けする園もありますが、そういった制度がない場合はママが「うちの子、みんなと同じことが出来ていないかも」と焦って気に病むことも出てくるかもしれません。しかし、未就園児とはそういう時期ですので、あまり気に病まないようにしましょう。小学校の中学年程度になれば、早生まれ、遅生まれの違いはほぼなくなると言われています。

・通わせなかった人の意見を聞いてみよう
妊娠中だったり、下にも子どもが産まれたばかりでプレに通う時間の余裕がなかったというママも多いでしょう。また、おばあちゃんやおじいちゃんがそばに住んでいて孫育てを一緒にしてくれている場合などは、「わざわざそんな小さいうちから園に入れなくてもいい」という考えがあるおうちも多いようです。また、プレは無料ではないので参加料や登録料がかかります。他にも習い事やお稽古ごとをしている場合などは、そちらでママにも子どもにも友だちが出来ていたりするので、わざわざ園のプレに通う必要はないと考えるお家もあるでしょう。
プレスクールに通うことは義務ではないので、ひとつの選択肢と捉えて育児を楽しむために活用できるといいですね。

プレスクールに入園するなら

・情報収拾は早めに
早い人では、子どもが1歳頃にはすでに園のリサーチを始めるママもいます。人気の高い園のプレクラスは募集をかけてすぐに定員に達してしまうことも多いので、情報収集は早め早めが大切です。園庭開放などのイベントも上手に活用して、先生方の雰囲気や園児たちの様子もよく見ておくことで入園後のイメージできます。また、バザーなどの行事で教室の様子や在園児のママさんと交流しておくと

・こんな用意が必要
プレスクールに通う前に出来ていると園でスムーズにいくことはいくつかあります。たとえば、自分の名前を言えること、名前を言われたらお返事する練習や、挨拶の練習、好き嫌いをなくす練習を始めるなどです。はさみやのりも、使った事があるだけで安心感が違いますので、お家でもプレスクールを意識していろいろな体験や遊びをしてみるといいでしょう。

・通わせる場合の費用
プレスクールの月謝や費用は幼稚園によってかなり差がありますので、ここでは相場としての一例をあげます。入園金は無料のところもありますが、高いところでは3万円ほどかかる園も。傾向として、有名私立幼稚園などは往々にして高額になるところが多いです。お月謝は無料のところもあれば数千円、高いところは2万円ほどのところまで。通常この月謝にはおやつ代、教材費、施設代が含まれています。

・子どもにあったプレスクールとは?
ひとりひとり、成長のスピードも興味のある遊びも違います。子どもが楽しく過ごせる園との出会いは、まず自分の子どもを知ることから。どんな遊びが好きなのか、外遊びが大好きなアウトドア派なのかインドア派なのか、まずはお家で一緒に過ごす中でよく観察してからそれぞれの園の教育方針などの情報収集をし、お子さんに合った園選びをすることをおすすめします。


2019/05/29

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この記事の監修/執筆

イクシル編集部