息抜き・小ネタ

すこやかな美肌をキープする秘訣は… お肌の季節別ケア♪

季節に左右されない健康な肌を保つためには、基本のお手入れはもちろん、その季節に合ったスキンケアを取り入れることも大切です。
それぞれの季節が肌に与える影響を知ってスキンケアを見直し、美しい肌を作っていきましょう。

スキンケアの目的は正常なターンオーバーを保つこと

季節ごとのスキンケアについて知る前に、そもそも「スキンケア」の目的は何なのか、押さえておきましょう。
肌には本来、外部の刺激から身体を守るためのバリア機能が備わっています。
このバリア機能は「皮脂膜」「天然保湿因子」「細胞間脂質」の3つの要素で成り立っています。
それぞれ役割は異なりますが、表皮の角質層に水分を保持する働きを担い、私たちの肌にうるおいを与えすこやかな状態を保ってくれています。
持って生まれたこの保湿機能が正常な働きをするには、肌のターンオーバー(新陳代謝)が適切に繰り返されていなければなりません。
その周期は20代の顔の皮膚では28日が目安ですが、加齢とともにスピードはダウンします。
40代では45日ほどになるともいわれますが、生活習慣の乱れなどが加わるとその周期はさらに遅くなります。
また、アトピーの人はターンオーバーのスピードが過度に速いといわれています。
スキンケアの目的は、ターンオーバーを整え、肌にもともと備わっているバリア機能が正しく働くようにサポートすることです。

スキンケアの基本中の基本

季節に関係なく、スキンケアでもっとも大切なのは「清潔」と「保湿」です。
夜は一日のあいだに付着した汚れや余分な皮脂を落として清潔にし、そのうえで水分と油分を補い保湿します。
ここで注意すべき点は、前述した天然のバリアを過度に洗い流さないこと。
熱すぎるお湯や過剰な洗浄は、必要な皮脂まで取り除いて皮膚を乾燥させる原因になります。
人肌程度のぬるま湯で、よく泡立てた石けんなどで汚れを落とし、洗浄剤が残らないように流水でしっかりと洗い流します。
このとき肌はこすらないでください。
洗い終わったら、顔など乾燥しやすい部分はできるだけ早く化粧水や乳液、クリームなどで水分と油分を補いましょう。
すねなどの乾燥が気になる場合は、保湿剤を使用します。
夜のケアを丁寧にしていると、朝の洗顔は基本的にぬるま湯か水だけでも十分です。

季節別に気をつけたいスキンケア

スキンケアの基本を踏まえたうえで、季節ごとに注意するポイントをお伝えします。

■春

肌の状態が不安定になりやすい季節の変わり目。
寒暖差や花粉の飛散、新生活のストレスなどから、体調を崩す人も多くなります。
また、気候が暖かくなったことで、スキンケアの気を緩めてしまいがちですが、忘れずに保湿をしてください。
花粉の除去を心がけ、急激に増す紫外線対策を怠ることなく、来るべき過酷な夏に向けたケアに努めましょう。

■夏

紫外線量がもっとも多くなる夏は、何と言っても紫外線がもたらす肌トラブルに注意が必要です。
ここで対策を怠ると、日焼けなど短期的な影響だけではなく、長期的なシミやシワなどの「光老化」を招くことにもなります。
衣服や日傘による日よけの工夫、サングラスや日焼け止めなどを適切に使い、紫外線からお肌を守りましょう。

■秋

夏に浴びた紫外線の影響がじわじわと出はじめる季節。
夏の外的ダメージで疲れた肌は、くすみも多くなります。
寒暖差も激しくなり体調を崩しやすいので、身体の内側と外側からターンオーバーを促しましょう。
旬の野菜を摂り、湯船につかって代謝を促します。
肌に負担の少ないオイルや拭き取り化粧水などで角質ケアをする方法もおすすめです。

■冬

乾燥が肌に大きなダメージを与えますので、一年で最も保湿が重要です。
水分を逃がさないよう、保湿剤の重ね塗りやアイテムを増やしてもよいでしょう。
また、寒さによる血行不良でむくみやたるみが出ることもあります。
身体を温める食材を積極的に摂り、首・手首・足首の「3首」を外からも温めるようにしましょう。
このように、肌が受けるダメージは季節ごとに特徴があります。
肌の状態をチェックしながら、季節に合ったスキンケアを心がけましょう。
ただし、美肌の大前提は、十分な睡眠やバランスのよい食事、適度な運動、ストレスの解消など、基本的な生活習慣です。
こちらもくれぐれもお忘れなく!

<執筆者プロフィール>
吉村 佑奈(よしむら・ゆうな)
保健師・看護師。株式会社 とらうべ 社員。某病院での看護業務を経て、現在は産業保健(働く人の健康管理)を担当

<監修者プロフィール>
株式会社 とらうべ
医師・助産師・保健師・看護師・管理栄養士・心理学者・精神保健福祉士など専門家により、医療・健康に関連する情報について、信頼性の確認・検証サービスを提供

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2019/05/17

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この記事の監修/執筆

Mocosuku編集部