妊活の基礎

妊活のために体質改善したい…どのような方法が一番効果的?

妊娠しやすい身体作りにはどのような方法があるのでしょうか。今回は30代の女性からの相談です。2人目不妊で治療を続けていた相談者さんですが、1年間授かることができなかったため、3カ月をめどに治療をお休みしているところだといいます。その間に体質改善したいと考えているようですが、何に取り組むべきなのでしょうか。悩む彼女に専門家からはどんなアドバイスが寄せられたか見てみましょう。

妊活についての相談:「妊活のための体質改善について」

2人目不妊で悩んでおります。排卵障害があったので病院に1年ほど通い、注射とタイミング指導を受けましたが、授かることは出来ませんでした。今は治療をお休みしていますが、まだ諦めたわけではないです。3カ月のお休みを目処に妊活を再開しようと思っています。金銭的にあまり余裕がないので体質改善をして自然な方法で授かりたいと思っています。サプリの摂取や鍼灸、ジムに通う等あるかと思いますが、再開までの期間中どのような事をするのが体質改善に一番効果を期待出来ますか。(30代・女性)

健康的な生活習慣を。睡眠や休息を大切に

体質改善にはまずは基本的な生活習慣を整えるのが良いようです。特に睡眠や休息は大切との声が寄せられました。

ご自身で挙げられているサプリの摂取やジム、鍼灸なども体質改善には効果的だと思いますが、いずれも費用がかさみますね。治療を始めるとまた費用がかかりますので出来るだけ日常生活で行えることが良いです。(保健師)
妊娠しやすい身体作りや体質改善を調べるとあらゆる情報が出てきます。しかし全てを実行することは出来ませんし、全て効果があるというわけでもありません。大切なことは基本的な生活習慣・生活リズムを整えることです。(看護師)
バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠・ストレスを無くすことが大切です。特に睡眠や休息は女性ホルモンや自律神経のバランスに重要です。夜更かしや睡眠不足は避けるようにしましょう。勿論、過度な飲酒は避け、喫煙は厳禁です。特別なサプリメントは必要ありませんが、鉄分・葉酸は今から十分に補給しておくと良いでしょう。 (看護師)
適度に運動することも大切です。ジムに通ったりヨガを習ったりすることも良いですが、毎日ウォーキングをしたりお風呂上がりにストレッチをする等、手軽なものから始めても良いです。身体を動かすことで自律神経やホルモンバランスが整いやすくなります。(保健師)
睡眠不足や過度なストレスはよくありません。リフレッシュすることも忘れないようにして下さい。食生活では、栄養のバランスを考えた食事を心がけましょう。夏の食材のように冷たいものや身体を冷やすものは控え目にし、温かいものや根菜類などを積極的に摂るようにして下さい。(保健師)

冷えは大敵。焦らず好きなことに取り組んで

身体を温めるよう気をつけることも大切なようです。焦らず時間をかけて好きなことに取り組むのが良いとのアドバイスもありました。

「どれが1番効果があるか」ということはまずないと思っておいて下さい。スタートの体質が一人ひとり違いますので、効果もその現れ方も様々です。「やっておいた方が良いこと」を紹介しますので、まだ取り組んでいないものがありましたら是非やってみて下さい。まずは身体を冷やさないようにすることです。腹巻きやレッグウォーマーを使うことも勿論ですが、食事からも身体を冷やさないように注意して下さい。(保健師)
冷えは女性ホルモンのバランスを乱し、生理不順を招くこともあります。身体を温めるお茶を飲んだり、半身浴や足浴をしたりするのも良いでしょう。しかし身体を温めようとするあまり、カイロを貼ったり、暑い夏にも靴下を履く等、過度に温めようとする必要はありません。反対に自律神経のバランスが崩れる可能性があります。(看護師)
特別なことは必要ありません。趣味に時間を使ったり、読書や音楽鑑賞をしたり、好きなことに時間を使いましょう。何かを無理にやろうとするよりも、自分の好きなことに時間を使うことの方が効果的でしょう。(看護師)
体質改善というのはなかなかすぐに効果は出ないものです。毎日少しずつ変化していき、より良い環境が整うことで体調に変化を感じるものだと思います。焦らずにゆとりを持って取り組んでみて下さいね。(保健師)

バランスの良い食事・適度な運動・十分な睡眠・身体を冷やさないなど、まずは生活習慣を整えていくとよいとのことです。また、ジム通いや鍼灸なども効果的ではあるものの、どうしても費用がかかるため、ウォーキングなど手軽なものから始めるのも良いようです。

監修者:南部 洋子(なんぶ・ようこ)
助産師・看護師・タッチケアトレーナー。株式会社 とらうべ 社長。国立大学病院産婦人科での勤務を経て、とらうべ 社設立。医療職が企業人として女性の一生に寄り添うことを旨とし、30年にわたって各種サービスを展開中。

2019/07/16

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)