発熱

2014/08/23

熱が出た場合、温めたほうが良いの?冷やしたほうが良いの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

熱が出た場合、温めたほうが良いの?冷やしたほうが良いの?

子供が突然高熱を出すことは珍しいことではありません。少しでも熱の辛さから楽にしてあげたいと思うものですが、どのように自宅看護すれば良いか悩むママから医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」に相談がありました。多くの患者さんを見守ってきた看護師さんたちはなんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「子供が熱を出したとき、身体を温めるか冷やすかで悩んでいます…」

6歳、3際、0歳の3児の母親です。子供が急に高熱を出した時、私は温かい布団でぬくぬく寝かせておくのが良いと思っているのですが、父親である夫は「熱が出て暑いんだから全身を冷やさなくちゃ」と布団をはぎ、冷房をつけて寝かせています。もちろん私も、おでこやわきの下は冷やすのですが、夫は「全身を冷やして熱を外に出さなければ意味がない」の1点張りです。熱の出た時の対応で、実際のところどちらが正しいのでしょうか?

寒気がする場合は温めて、暑くなって汗をかくようなら冷やしてあげて!

発熱している本人が、寒がっていれば温かく、暑がっていれば冷やしてあげるようアドバイスがありました。

熱の出方にもよりますが、まだまだ熱が上がる時は寒気がするので、その時は布団をかけるなどして温めてあげてください。熱が上がりきってしまうと今度は暑くなって汗をかきますので、その時は冷やしてあげてください。 (看護師)

暑がって冷やす場合は全身を冷やすのではなく、大きな血管が通っている部分を重点的に冷やします!

発熱している場合、身体の表面を冷やしても熱を下げることはできません。体内の熱を下げるために大きな血管がある部分、具体的には首や脇の下、足の付け根を冷やしてあげるよう教えてくれました。

冷やす時は首や脇の下や足の付け根などに大きな動脈が流れているので、その部分を冷やすと良いですよ。汗をかいたら、そのままにしてると体を冷やして後でまた寒くなっちゃうので、下着や服などをこまめに替えてあげたり、体を拭いてあげてくださいね。 (看護師)
発熱は、身体の中が熱を発している状態で、部屋や全身など、表面上を冷やす事で熱が下がるわけではありません。体内の熱を下げるためには、大きな血管がある場所を冷やすことが大切です。そうすることで、寒さを保温しつつ、体内に溜まった熱を下げる事ができます。大きな血管がある部位としては、首、脇の下、足の付け根(そ径部)です。間違っても全身を冷やすような事はしないでください。保温と保湿を保ち、ゆったり休める環境を作ってあげてくださいね。 (小児科看護師)

発熱しているときは、暑がっているのか寒がっているのか観察し、必要に応じて保温と冷却を使い分けて、本人が楽だと感じられる環境作りをしてあげましょう!


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