妊娠線

お腹にできてしまった妊娠線…どうしたらいい?

妊娠中はさまざまなトラブルに見舞われますが、妊娠線もその一つ。クリームを塗っても消えない妊娠線に悩む妊婦さんに、専門家からはどのような回答が寄せられたでしょうか。

妊婦さんからの相談:「妊娠線がクリームを塗っても薄くなりません」

妊娠7カ月になり、お腹に縦の線ができてしまいました。妊娠線によいというクリームを塗ってはいるものの、ひどくなる一方です。出産したら治りますか。出産後もクリームは塗り続けた方がよいのでしょうか。よく湿布がよくないと聞きますが、クリームの成分は胎児に問題ありませんか。(20代・女性)

一度できたら消えない妊娠線。急激な体重増加を避けて予防を

妊娠線は一度できると消えません。急な体重増加を避け、予防を心がけましょう。

妊娠線は急激な皮膚の伸びによるものや、妊娠中に分泌されるホルモンがコラーゲンの生成を抑えてしまったり、皮膚の皮下組織の弾力が失われたり、皮膚の再生機能が低下するとできやすいといわれます。(産科・婦人科看護師)
一度できると目立たなくなっても消えることはありません。予防のためには急激な体重増加の予防とお肌の手入れが大切です。(産科・婦人科看護師)
お腹の成長により表皮は伸びるのに真皮や皮下組織の一部は伸びにくいため、亀裂が生じて赤紫色の妊娠線が現れます。薄くなることはありますが、残念ながら消えることはなく、どうしても消したい場合はレーザーでの治療が行われるようです。(一般内科看護師)
妊娠後期からの体重増加はよくありません。散歩や軽い体操で身体を動かしましょう。お腹が張る時や体調が悪い時は無理しないでください。(産科・婦人科看護師)
体重が急に増えると妊娠線ができやすくなります。特に後期はお腹が大きくなってきますので、体重をコントロールしましょう。(一般内科看護師)
間食を控え、3食のご飯で栄養を摂りましょう。腹帯や妊婦用ベルトで腹部を固定し、皮膚のつっぱりを予防してください。(産科・婦人科看護師)

肌の保湿で妊娠線予防を。クリームは胎児に影響なし。

妊娠線予防のクリームは胎児に影響ありませんが、体質によってはかぶれることも。自分に合ったものを選びましょう。

お肌の弾力を保つため、保湿クリームやオイル、専用のクリームなどでケアしましょう。お腹周りを中心にバスト、ヒップ、二の腕や太ももなど、妊娠線のでやすい部分にクリームやオイルを塗るようにしましょう。出産後も使用を続けてください。(産科・婦人科看護師)
妊娠線専用のクリームは湿布に含まれる成分とは異なり、その名のとおり、妊婦用です。使用に問題ありませんが、体質によっては合わなかったり、かぶれたりします。低刺激のもので自身に合ったものを使いましょう。(産科・婦人科看護師)
肌が乾燥すると妊娠線ができやすくなります。クリームは妊娠中でも使える妊娠線専用のものが安心ですが、ニベアなどの一般的なものを使っている人もいます。(一般内科看護師)

一度できたら消えない妊娠線ですが、自分に合ったクリームを塗ることで薄くしていくことはできます。予防のため、体重コントロールや肌の保湿を心がけましょう。


2015/06/15

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