若年出産

若すぎる出産は死産になる可能性が高いって本当?

一般的にみてまだ若い年齢で出産する場合、何か特別なリスクはあるのでしょうか。現在17才で妊娠中の相談者の方は、若いうちに出産すると死産の可能性があるとインターネットで見て心配しているようですが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

10代での出産についての相談:「16才で妊娠。若年での出産は死産のリスクがある?」

現在妊娠25週です。16才で妊娠して今は17才ですが、一般的に見て出産年齢が若いと思います。もう思春期も過ぎて女性としての身体はほぼ完成しているので、問題なく出産できると思っていましたが、インターネットで調べてみると私と同じ歳の方が出産直前に胎児が死産したとのことでした。生理は順調でしたし、主人も私もこれといった病気もしたことないですが、このように死産してしまうことはあるのでしょうか。(10代・女性)

人によっては子宮が未熟な場合も

10代だとまだ子宮が完全に発達しておらず、死産や低体重児での出産になることもあるようです。しかし人によって個人差があるので、あまり神経質にならなくてもよいのではないでしょうか。

19才以下での出産を若年出産といい、10代の子宮はまだ熟成されておらずホルモンバランスも整っていないため、母体への負担が大きいと言われています。流産や早産のリスクが高く低体重児での出産の可能性もあり、他国では死産の確率が高いというデータもあります。更に、骨盤の発達も不十分なため分娩に時間がかかり、母子ともに危険にさらされる場合もあります。(産科看護師)
年齢が若いと子宮がまだ未発達な人もいるので、胎児がきちんと成長しないままに死産してしまうケースはあります。しかし皆が当てはまるかというとそうではなく、逆に高齢出産の方が胎児が死産してしまうケースは多いので、そこまで心配する必要はないのではないでしょうか。(内科看護師)

若い分体力があり出産がスムーズな場合も

年齢が若い分体力があるので、出産がスムーズに進むということもあります。しかし若いからと過信せず、妊娠期間中はリラックスして過ごすようにしましょう。

どのような方でも、分娩まで何が起こるかはわかりません。若い方の方が体力があるため、辛い分娩にもすんなり対応できたり産後の回復も早かったりします。(産科看護師)
若いからといって無理をすると胎児に負担がかかるので、安定期に入るまでは無理は禁物です。貧血にならないように食事に注意をし、定期受診をしながら様子を見ていきましょう。あまり慎重になりすぎるのもストレスになるので、適度に気分を切り替えながら妊娠生活を楽しむことが大切です。(内科看護師)

若い年齢での出産は、子宮が未発達なことなどが原因で死産になることはあるようです。しかし必ず皆がそうだというわけではなく、誰にでも出産のリスクは伴うので、あまり神経質に考えすぎなくてもよいでしょう。


2015/06/16

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