妊娠中の病気・身体の悩み

2015/06/18

だるさの強い妊娠初期、どれくらい動いてもよいの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

だるさの強い妊娠初期、どれくらい動いてもよいの?

妊娠初期は、身体や心の急激な変化から、だるさが表れることがあります。強いだるさの中、家事などのため無理に動くことの影響を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「妊娠初期のだるさの中で無理に動くことは、何か影響は?」

妊娠7週目に入る少し前から、猛烈なだるさに襲われています。デスクワークですが仕事がありますし、体力が消耗する掃除も含めて、家事全般をしなくてはなりません。本当なら一日何もせず寝ていたいのですが、主人は全く理解してくれません。だるさを感じながら動くことで、妊娠に何か悪影響があるのでしょうか。(20代・女性)

妊娠初期に身体へ負荷をかけると、流産の危険性も

だるさの原因は、妊娠に伴う身体や心の変化によるものです。特に妊娠初期は流産のリスクが高いので心身面のケアが必要です。

妊婦さんの身体のだるさの原因は、ホルモンの変調や血液量の増加、大きくなったお腹が負担になること、赤ちゃんに栄養を送るためお母さんが栄養不足になること、ホルモンの影響でうつ傾向にあることなどです。妊娠初期に身体へ負担をかけると流産のリスクが高まりますし、あれもこれもしなければと思うと、精神的にも追い詰められてうつや不眠になりやすくなります。(産科看護師)

絶対に無理をせず、家事や仕事は控え目に

無理をせず、疲れたら休むことが大切です。家事は手抜きをしたり、仕事は適度に休憩を入れて、時々は休ませてもらうとよいでしょう。ご主人には身体を休めることの必要性を伝え、理解してもらう機会を設けてください。

無理をせず、疲れたらすぐに休むことが大切です。赤ちゃんに負担をかけることはできませんから、掃除や洗濯など、毎日する必要のない家事は手抜きをするようにしてください。仕事は、長時間のデスクワークがお腹に負担をかけたり、足がむくみやすくなるので、適度な休憩をとり入れてください。可能なら時々は休ませてもらいましょう。(産科看護師)
だるい中でもあなたが頑張って家事をしてしまうと、ご主人は大したことがないのだと思ってしまうかもしれません。あえて、オーバーに身体がだるいことをアピールして家事を控えてはどうでしょう。また、一度ご主人と一緒に両親教室に参加してみませんか。ご主人が妊娠生活を理解するのはとても大切です。(内科看護師)

日々の過ごし方と食生活も見直しましょう

規則正しい生活やバランスのよい食生活を心がけましょう。気分転換もして身体と心の健康を管理していくことが大切です。

規則的な生活で睡眠をしっかりとり、身体を冷やさないこと、気温の変化に気をつけましょう。食事は栄養バランスを考え、特に鉄分や亜鉛が不足しないように、ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜・海藻類・乳製品・大豆製品・レバー・貝類などを心がけて食べてください。時には気分転換をして、リラックスできる時間も作りましょう。(産科看護師)

妊娠初期は特に心身が不安定で、無理をすると流産してしまう危険性があります。とにかく無理をせず、身体を休めることを優先しましょう。ご主人には、赤ちゃんのために休むことの必要性をしっかり理解してもらってください。


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