産後うつ

2015/06/18

あなたは大丈夫?「産後うつ」になりやすい人の特徴

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あなたは大丈夫?「産後うつ」になりやすい人の特徴

妊娠・出産で女性の身体はダイナミックに変化するもの。産後うつを発症した姉を持つ女性の不安に対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

産後うつについての相談:「姉が発症しましたが、自分もそうなるのではないかと心配です」

私の姉は、産後にうつ症状となり大変でした。その様子を見てきただけに、いざ自分がそうなったらと考えると怖いです。遺伝的にうつになりやすいタイプだと思うので、不安から最近は少しナーバスになっています。この考えを改めたく、産後うつはどういった人に起こりやすいのか、また、もしなった場合の対策方法があれば教えてください。(20代・女性)

産後うつはホルモン作用による一時的なものです

女性はうつになりやすく、また遺伝因子があるといわれますが、産後うつはホルモンのアンバランスによる一時的なものなので、やがて治る方がほとんどです。

女性はうつになりやすい傾向にあります。特に、妊娠・出産後は、ホルモンバランスの変化や身体の変化、育児などによって精神的に不安定になりやすく、自分を責めたり自信を失くしたりして、気分が落ち込みやすくなります。しかしお姉さんがうつになったからといって、あなたに同じ症状が現れるわけではありません。起こっていないことで神経質にならないようにしましょう。(産科看護師)
うつには遺伝因子があるといわれています。しかし産後うつはそれとは別で、出産後に女性ホルモンが正常に戻るまでの一時期、身体の均衡が保たれず精神的に不安定な状態になることをいいます。ほとんどの人は最初の生理がきてしばらくすると、うつの症状も落ち着きますが、まれにそのままうつになる人もいます。(内科看護師)

頑張らない、不安をためない、上手に気分転換することが大切です

気分が落ち込んでいるときは何でも頑張ろうとせず、家事や育児は家族に手伝ってもらいましょう。不安をため込まず、身近な人に聞いてもらったり、自分の時間を作って気分転換することが大切です。

気分が落ち込んでいるときは、頑張らず、今自分ができることを一つずつやっていきましょう。家事は家族に協力してもらい、掃除や洗濯など毎日しなくてもいいものは手抜きをしてください。育児は完璧を求めず、お子さんと一緒に成長する気持ちで取り組みましょう。不安なことは家族や友達に聞いてもらい、自分の中にためないようにしましょう。また疲れたら無理せず少しでも休み、自分の時間を作って気分転換しましょう。(産科看護師)

我慢せず、専門医にも気軽に相談してみましょう

気持ちのコントロールができないときは、我慢せず、相談にのってくれる専門機関を利用しましょう。

どうしても気持ちのコントロールができないときは、我慢せずに心療内科でカウンセリングを受けたり、保健師に相談してください。不安を抱えることは胎児にとってもよくありません。(産科看護師)
今では、産後うつの相談にのってくれる婦人科や心のクリニックもありますので、無理をせずに相談することが一番です。(内科看護師)

うつには遺伝因子がありますが、姉妹で同じように発症するとは限りません。また産後うつは、ホルモン作用によるところが大きいので、やがて治る人がほとんどです。もしうつになったら、無理をせず心身を休め、身近な人や専門医にも相談しましょう。


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