偏食

成長期の子供の偏食を心配するママに、小児科ナースがアドバイスします!

子供には栄養バランスの良い食事を食べさせたいと思っていても、好き嫌いで偏食になってしまうことも多いものです。「なるカラ」にも、子供が偏食で成長期に必要な栄養が摂れていないのではと心配に思うママから相談がありました。看護師さんはなんと答えているでしょうか?

ママからの相談:「子供が偏食で、成長期に必要なたんぱく質やビタミンが不足しているのではと心配です…」

低学年の子供が、野菜は決まった種類を少ししか食べず、肉や魚も食べない、炭水化物は大好きでたくさん食べる。活動的で身長も平均的ではあるが、たんぱく質などの栄養が不足しているのではと心配に思うママからの相談です。

小学低学年の子供ですが、偏食がなおらず、野菜はニンジン、大根、じゃがいも、サトイモ、葉物野菜はキャベツをちょっと食べる程度です。卵はよく食べますが、肉、魚はほとんど食べません。炭水化物は大好きで白米、うどん、パスタはよく食べます。果物もほとんど食べないのでビタミンCがあまり摂れていないのではないかと思います。今のところ持病などはなく、活発で活動的なタイプではあり、身長は平均的に伸びていますが、この成長盛りにいわゆる血や肉をつくるタイプのものをあまり食べていないのでとても心配です。

野菜をまったく食べないわけではなく、身長が伸びているので、栄養は足りていると考えて大丈夫です!

身長が伸びているので栄養は足りていると考えられますが、野菜やたんぱく質のほかに、鉄分も意識して摂るようアドバイスがありました。

野菜を食べていないわけでもなく、身長も伸びているようでしたら、その子なりに栄養面は足りていると考えられます。サトイモ、ニンジン、キャベツなどはどちらかといえばやわらかくて食べやすく、熱にも強いビタミンも含まれますので、ビタミン等はそれほど足りていないようには感じません。 (小児科看護師)
6歳~8歳ぐらいとお子さんを仮定いたしますと、1日あたりカロリーは1500kcal~1650kcal、たんぱく質はおよそ60~70g必要となります。
■朝ごはん 卵1個(35~40g)ウインナー(1~2本10g)等とサラダ
■昼ごはん 給食 500~700kcal
■夜ごはん ハンバーグ(豚肉、牛肉50g)玉ねぎ、卵、つなぎパン粉
 と仮定するならたんぱく質は十分取れている内容となります。(小児科看護師)
成長には鉄分も大事です。一般的にはレバーがいいのですがくせがあるため、アサリ、シジミ、卵の卵黄、煮干し、パセリ等を食べさせてみてはいかがでしょうか。無理強いせず少しずつ楽しい環境で食べられるといいですね。 (小児科看護師)

野菜は、細かくしたり揚げたりすると子供でも食べやすくなります。

小さな子供の場合、お肉の繊維を固く感じたり、葉物野菜のすじを嫌がる場合があります。野菜を細かく刻んだり揚げて繊維を感じにくくして食べやすくする方法や、楽しく食べるための声かけのポイントを教えてくれました。

小学校低学年ですと、お肉の繊維が固く感じたり、ほうれんそうのような葉物だとすじが苦手で嫌がってる可能性があります。野菜は、細かくしたり、揚げてパリパリにすると繊維が苦手な低学年のうちは効果的です。本人の苦手なものは、細かくしてミートソースにしたり、カレーの中に細かく入れて、頑張って食べたら「~もおいしく食べられたね」と声をかけ、苦手なものもおいしく食べられたと自ら感じてもらえるようにしましょう。 (小児科看護師)

元気もあって身長がきちんと伸びているようであれば神経質になる必要はありません。苦手なものでも、美味しく食べやすくなる工夫をして、食事を楽しみましょう!


2014/08/26

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