寝かしつけ

抱っこじゃないと寝ない赤ちゃん、いつまで続くの!?

子育ての悩みの中で、赤ちゃんの寝かしつけは上位を占めるのではないでしょうか。とにかく抱っこしないと寝てくれず、睡眠不足でイライラするという相談者の方に、看護師さんたちからのアドバイスです。

抱っこについての相談:「生後6カ月になっても抱っこしないと寝てくれません」

産院で入院中「赤ちゃんは抱っこが大好きなので、できるだけ抱っこしてあげて」と指導を受けましたが、昼間は抱っこでないと寝ず、夜も抱っこから下ろすと頻繁に起きる子でした。6カ月になった今でも昼間は抱っこが必要で、最近は夜中に起きてズリバイであちこちに行き1人で遊んでいます。心配で寝てもいられず、睡眠不足でイライラしてしまいます。 (20代・女性)

抱っこは最大のコミュニケーション

昔は抱きグセがつくと言われていましたが、今はそうではありません。泣いた時だけじゃなく嬉しい時や楽しい時も抱っこをして感情を共有することで、赤ちゃんは要求が満たされ安心します。

昔と違い、最近では抱かない方が問題だと言われています。抱っこしてほしい時に抱いてもらえないと、親に受け入れてもらえないと感じ自然に自分の気持ちを我慢するようになり、感情表現が下手で集団生活に入っても対人関係を上手く作れないこともあります。(産科看護師)
昔、抱き癖がつくから抱っこはダメと言われていたのはアメリカから入ってきた考え方で、育児と仕事を両立するためだったようです。今はたくさん抱っこしてあげてという考え方が一般的で、それは赤ちゃんが泣くのには理由があり何かを伝えたいからです。(内科看護師)
抱っこは親と子の最大のコミュニケーションなので、泣いた時だけでなく機嫌のよい時も抱っこして喜びや楽しさを分かち合ってください。子どもは不安な時などにもママとの接触を求めてくるので、あやすために抱っこするのではなく子どもの要求を満たしてあげることが大切です。(産科看護師)
夜中に起きてズリバイするのは、欲求不満を他のことで紛らわそうとしているのかもしれません。そのうち抱っこを嫌がる時期がくるので、今は求めてくる時はできる範囲で抱っこしてあげてください。(産科看護師)
泣いているのに放っておくと「泣いても無駄なんだ」と思うようになり、感情に乏しいサイレントベイビーになる可能性があります。大人から見るとおとなしくて良い子なのですが、成長してもコミュニケーション能力の不足や人間関係がうまく築けないなどの問題が生じることがあります。(内科看護師)

できるだけママが楽になる工夫を

抱っこも頻繁だと、ママの身体が大変です。日中は抱っこ紐などを使い、夜間はウロウロしても危なくないようにゲートをつけるなどの工夫をして、ママは少しでも休めるようにしてください。

日中はスリングなどを使って抱っこをし、ウトウトし始めたらベビーカーに乗せて寝かしつけるという方法もあります。夜中は動き回っても安全なようにベビーゲートを設置して、ママは時々様子を見ながらできるだけ休むようにしましょう。成長してもっと動けるようになれば抱っこを嫌がるようになるので、もう少しの辛抱です。(内科看護師)

赤ちゃんにとって抱っこは、要求を満たし安心を得るためにとても大切なことです。成長と共にもっと動くようになると抱っこの頻度は減るはずなので、今はできる限り要求に答えてあげましょう。


2015/06/26

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