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2015/06/27

離乳食を食べない赤ちゃん、無理な断乳はやっぱりNG?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

離乳食を食べない赤ちゃん、無理な断乳はやっぱりNG?

赤ちゃんが大きくなってくると、離乳食でご飯を食べる練習を始めます。ところが、離乳食をあまり食べてくれない赤ちゃんは珍しくなく、多くのママを悩ませます。断乳と離乳食に悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

授乳中のママからの相談:「授乳回数が多く、離乳食量が増えません。断乳するか悩んでいます」

10カ月の子どもがいます。ミルクは嫌がるので完全母乳で育てており、今でも毎日20回近く授乳していて疲れてきてしまいました。離乳食の量も増えず、正常範囲内ではありますが体重増加のスピードが落ちてきてしまいました。断乳しても良いと小児科医から話をされましたが、好きなだけ母乳は飲ませて、卒乳するのを待つべきというのが最近の主流だとも聞き、悩んでいます。断乳や卒乳についてそれぞれ教えてください。(20代、女性)

無理な断乳には、寝つきが悪くなるなどのデメリットが

無理な断乳にはデメリットがあります。子どもが自分でおっぱいから離れる卒乳のほうが精神的な負担も少ないと教えてくれました。

断乳は、1歳を目標にしたり、お母さんの仕事復帰の準備のため始める方が多いようですが、無理に断乳する必要はありません。断乳はお子さんの意思に反して授乳を止めるので、寝つきが悪くなったり、いつもお腹を空かせていたり、離乳食が進まなければ水分不足や体重減少、発達遅滞を起こすことがあります。また、断乳しても母乳の分泌が急に止まるわけではないので、乳腺炎を起こすというデメリットもあります。(産科・婦人科看護師)
最近は、親の判断でおっぱいを止めるより、お子さんが自然におっぱいから離れる「卒乳」が理想とされ、お子さんの精神的負担も少ないと考えられています。しかし、卒乳しても、寂しい時や不安な時におっぱいを求めたら、すぐに母乳を与えるのではなく、お母さんがそばにいて、おっぱいをさわらせたりスキンシップしてあげると、安心するかもしれません。(産科・婦人科看護師)

断乳、卒乳すると離乳食量が増えるでしょう。

断乳、卒乳すると離乳食を食べる量が増え、夜もぐっすり寝てくれるというメリットがあります。ただし、無理に断乳するのではなく、本人の心の準備ができてから進めるようアドバイスがありました。

断乳、卒乳をするとその分食事の量も増えて夜ぐっすりと寝てくれるので、お母さんとしては慣れたら楽になるでしょう。(一般内科看護師)
断乳するときは、母乳以外で食事や水分がきちんと摂れていることが前提ですし、いきなり断乳するとお子さんは戸惑います。授乳の回数を減らし、間隔をあけて離乳食を食べられるようにしてください。「そろそろ止めようか?」「おっぱいよりご飯を食べるようにしようね」など、前もってお子さんにも心の準備をさせてください。離乳食が進まなくても成長に伴い、母乳だけでは栄養が不足するので離乳食も食べるようになるでしょう。(産科・婦人科看護師)

無理な断乳は水分不足を起こすなどのデメリットがあります。卒乳の方が子ども本人の負担は少なく、断乳させる場合は前もって心の準備をさせてください。成長に伴い、離乳食の量は増えていくようです。


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