体力づくり

臨月時の体力づくり、どのようにするのがベスト?

身体が重くなる臨月は、今までのように動くことも難しくなってきます。できるだけ動くようにいわれて戸惑う相談者さんに、看護師さん達はどう答えているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「出産に備えて動くべきでしょうか」

妊娠10カ月に入りました。健診はどんどん動いて赤ちゃんが生まれやすくるすようにといわれていますが、身体も重くなかなか動けません。体力をつけておかないと出産のときに辛い思いをするともいわれ 、不安ばかり募っています。元々体力もないので、初めての出産を無事に乗り越えられるのか心配です。いくら身体が重くても、しっかりと動いて出産に備えていくべきでしょうか。(30代・女性)

出産に向けて体力づくりは必要

出産を長引かせないためにも、普段から身体を鍛えておくことは有効といえます。

初めてのお産は未知の世界です。どのくらい動けば安心か、体力をつければよいかのという疑問に対する明確な答えはないため、不安が大きくなっていくお気持ちお察し致します。臨月に近づくと更に動きにくさを感じます。毎日しっかり歩き、運動をしている妊婦さんでも「どんどん動きましょうね」といわれます。昔から「お産は命がけ」といわれているように、お産には気力と体力が必要です。(一般内科看護師)
陣痛が弱くなかなかしっかりと陣痛が来なかったり、陣痛はきているもののなかなか子宮口が開かないなどと人それぞれお産は違います。しかしお産が長引くと、お母様だけではなく、生まれてくる赤ちゃんも大変です。赤ちゃんが気持ちよくスムーズに生まれて来てくれることを考え、赤ちゃんのためにもお母様の身体作りは不可欠です。(一般内科看護師)

できる範囲で身体を動かしましょう

日常生活の中でも身体を動かしながらできることはあります。

「身体が重くなかなか動けていない」と自覚されていらっしゃるのなら「いつもよりよく動いたな」と思い一日を終えることを目標にしてみてはいかがでしょうか。しっかり栄養をとり、動き、休むこと。もうお産の準備は始まってます。不安を抱えながらもやるべきことをし、少しでも心を軽くお過ごしになられるとよいです。(一般内科看護師)
予定日が近くなったら陣痛を促すためにも動いたほうがよいのですが、疲れるほどの運動では逆に体力を消耗しますので、できる範囲内の運動にしましょう。30分程度の散歩や、家でできる体操やストレッチ、足踏みをして足腰を鍛えるのもよいです。可能なら早いペースで歩いたり、運動の時間を少し長くしてみてください。(産科・婦人科看護師)
家を大掃除をする、四つん這いで床を拭くなど、少し負担になる家事をしてみましょう。特に床拭きは股関節を鍛える効果もあります。座る時はあぐらをかくと、股関節が柔らかくなって開きやすくなります。座ったままで足を上げ下げする運動など、できることはあると思います。くれぐれも無理しないよう、疲れたら休憩をとり入れてください。睡眠をしっかりとることも体力温存に必要です。(産科・婦人科看護師)

出産に必要な体力づくりのためにも、日常生活の中で無理のない範囲で動き、身体を鍛える方法はあるようです。


2015/06/29

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