落ち着きがない

2015/06/30

専門家に聞く、子どもの集中力を高める方法

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

専門家に聞く、子どもの集中力を高める方法

おとなしく机に向かって勉強することは、個人差はありますが、子どもにとって簡単なことではないようです。どうすれば子どもが集中して勉強できるようになるか悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「集中力の続かない子どもを、机に向かわせる導き方を教えてください」

8歳の子どもは、集中力がないのか続けて勉強ができません。学校からは皆に向けて、家庭でも30分程度は続けて机に向かわせるよう言われています。ところが、数分経つとうろうろしたり、歌い始めてしまいます。担任の先生からは、授業中はきちんと座っているし、うろうろしているわけではないので心配するほどではないと言われますが、他のご家庭やお友達と比べて、気になってしまいます。うまい導き方があるものでしょうか。(40代、女性)

まずは、環境作りから

勉強や嫌なことは、大人でも集中するのが難しいものです。勉強に集中できるよう、まずは環境を整えましょう。

30分集中して勉強に取り組むのは、大人でも難しい時があります。好きなこと、楽しいことはあっという間ですが、勉強など、嫌なものに集中して取り組むのは大変なことです。まずは勉強できる環境を作ってください。テレビの音や話し声は最低限にしましょう。(産科・婦人科看護師)
勉強する時はお母さんがついてあげてください。見られているという緊張と、見てくれているという安心感の中で行うので、一人の時より勉強をするようになると考えます。(一般内科看護師)

10分程度から始めてみて

子どもが取り組みやすいように、まずは10分くらいから始めてみましょう。目標を決め、達成できたらご褒美を用意しても良いでしょう。

30分が難しいのであれば、まずは10分程度から始めてはいかがでしょうか。10分、または10問解いたら休憩をして、慣れてきたら徐々に時間を長くしてください。これが終わったら、遊びに行こうとか、ご飯を食べようと、頑張ったご褒美を与えてください。事前に今日はここまでと目標を決めておくとよいでしょう。(産科・婦人科看護師)

子どもが興味を持つ勉強法を考えてみよう

勉強が嫌いな子どもに無理をさせては逆効果です。子どもが取り組みやすい勉強法について、アドバイスがありました。

勉強が嫌いな子どもに無理に勉強をさせると逆効果です。勉強の仕方を変えたり、勉強する時に注意点や決まりを、子どもの意見を取り入れながら決めてみてはいかがでしょうか。親の意見を通したくなっても、我慢して子どもの自尊心を尊重してあげてください。(一般内科看護師)
授業中はじっとできるのなら、学習方法に問題があるかもしれません。宿題など、必ずやらなければならない事を優先し、できるようなら予習、復習をしてください。遊び感覚でできるドリルや、お子さんの好きな本を読ませるなど、興味ややる気をもたせることが必要です。タイマーを使って時間制限し、競争して一緒に問題を解くのも良いでしょう。まだ訓練の段階ですから、できてもできなくても、焦らず繰り返すことが大切です。(産科・婦人科看護師)

まずは集中しやすい環境を整えてください。また、時間は初めは10分くらいから始め、終わった後にご褒美を用意しても良いでしょう。子どもが興味を持つ勉強法を一緒に考えることも大切です。


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