体重管理

妊娠中の体重管理、どうするのがベスト?

妊娠中の体調管理の中でも、特に大切なのが食事と体重管理です。つわりが治まり食欲が増してしまった妊婦さんから、妊娠中の体重管理やそれに伴うストレスの対処法について相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

妊婦さんからの相談:「体重増加を抑えるために、食事量を減らしても良いのでしょうか」

妊娠7カ月です。つわりが治まったせいか食欲が復活し、妊娠前より食べる量が増えた気がします。医師から増えて良い体重は10㎏までと言われていますが現在9㎏増で、これ以上増えないようにとプレッシャーをかけられています。妊娠中のダイエットは良くないと思うのですが、食べる量を減らしても良いのでしょうか。食欲を抑えることによるストレスも心配です。体重管理についてアドバイスをお願いします。(30代、女性)

必要以上の体重増加はいけません。

難産などの原因になるので、必要以上の体重増加は避けましょう。体重管理のポイントも教えてくれました。

妊婦さんのダイエットはよくありませんが、必要以上の体重増加は妊娠高血圧症候群や難産になりやすくなります。赤ちゃんがちゃんと成長していれば、余計なカロリーは必要ありません。食べ過ぎと感じたら、運動してカロリーを消費するとよいのですが、お腹が張ったり痛む時は無理しないでください。毎日決まった時間に体重を測って変化をチェックすることも、体重管理の目安になります。体重の増加は、週0.5kg以下が理想的です。(産科・婦人科看護師)

バランスの良い食事を腹八分目に。

体重増加を押さえるために、バランスの良い食事を腹八分目で摂りましょう。摂取カロリーを抑える方法や、ストレス解消法についてもアドバイスがありました。

食事は腹八分で、野菜類、海藻類、キノコ類、大豆製品などを中心に、肉より魚、和食を心がけてください。間食は止めたほうがいいですが、食べるなら洋菓子より和菓子を少しずつにしましょう。家にお菓子などはストックしないでください。お腹が空いたら、お菓子よりサツマイモや果物を食べると良いでしょう。ただし、果物には果糖が含まれるので、食べすぎに注意です。また、食べた物をメモすると食べる量の目安になります。(産科・婦人科看護師)
食欲を抑えることがストレスになる場合は、食事を数回に分けて食べたり、飴やガムで食欲をごまかしましょう。食べ物に執着せず、ハーブティやノンカフェインの飲み物でリラックスした時間を作ってください。好きな音楽を聴いたり、体調がよい時は、家事以外に散歩や軽い体操などで、身体を動かして気分転換してください。(産科・婦人科看護師)
味の濃い食事は控えて、バランスのいい和食中心の食事を摂るようにしてください。主食は少しずつ減らしても大丈夫です。蒸し野菜など、食材の味を大切にして料理をするだけでもかなりのカロリーカットができます。貧血予防には、葉酸の多いほうれん草や小松菜、大豆製品を取り入れることが大切です。間食を小魚にすると、体重を増やさずカルシウムも補給できます。(一般内科看護師)

難産などの原因になるので、必要以上の体重増加は抑えましょう。食事はバランスの良いものを腹八分目に摂り、間食はできるだけ控えましょう。身体を動かすなどして気分転換することも大切です。


2015/06/30

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)