授乳方法

ミルクの飲みが悪い赤ちゃんの夜鳴き、どう改善すべき?

言葉が話せない赤ちゃんが泣きやまないと、本当に不安になるものです。ミルクの飲みが悪くなり、毎晩夜泣きする赤ちゃんを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「粉ミルクの飲みが悪く、夜泣きに悩んでいます」

1歳になる子どもの夜泣きに悩んでいます。母乳が出ないので粉ミルクを与えていますが、いつも少量しか飲んでくれません。そのせいか毎日のように夜泣きがひどく、いつも困っています。小食なのか、粉ミルクが口に合わないのかはわかりません。粉ミルクを別の種類に変えれば飲むようになるでしょうか。また、粉ミルクの代わりになる子どもが好きな飲み物はありますか。(30代・女性)

1歳の時期の栄養摂取は、ミルクから食事へ移行する時期です

1歳なのでちょうど卒乳のタイミングかもしれません。嫌がるものは無理に飲ませず、食事を充実させることが大切です。ミルクは食事で足りない栄養の補助と考えます。

ミルクを飲まなくなったのなら、卒乳の時期かもしれません。卒乳は、お子さんの意思でおっぱいやミルクから卒業することで、断乳より理想といわれています。ミルクを嫌がるようでしたら、無理に飲ませる必要はありません。むしろこれを機会に、卒乳に向けて減らすべきです。食事は食べているでしょうか。1歳はそろそろ離乳食の完了期です。(産科看護師)
離乳食が始まれば、母乳やミルクは不足する栄養や水分の補給です。食事が足りていなければミルクで補充してよいのですが、まず3食しっかり食べられるよう、食事を中心に考えてください。栄養が不足すれば、身体が栄養を求めますから、自然と食べるようになります。消化のよい柔らかい物、お子さんの好きな食材を使って、お腹いっぱい食べられるようにしてください。(産科看護師)

卒乳に向けて、粉ミルク以外の飲み物を与えてみても

粉ミルクの種類や飲むための容器を変えてみるのも手ですが、卒乳に向けてミルク以外のものも試していくとよいでしょう。ただし虫歯の原因になる甘い飲み物などには気をつけて。

粉ミルクは種類によって味が微妙に違いますから、別の種類に変えることで飲むようになるかもしれません。また、哺乳瓶の乳首の臭いや、くわえた時の触感で嫌がる子もいますので、コップやストローで飲む練習をしてもよいでしょう。今後は卒乳に向けて、ミルク以外にもフォローアップミルクや牛乳、果物のジュース、ゼリーなどもあげてみましょう。(産科看護師)
飲み物は麦茶くらいにして、きちんと食事を食べられるように工夫することが大切です。飲み物が甘すぎたり味が濃すぎると、虫歯の原因にもなるので注意が必要です。(内科看護師)

夜泣きの解消には生活習慣も見直して

夜泣きの原因は、栄養不足の他に睡眠時間の不足も考えられます。

1歳を超える夜泣きの原因は、栄養不足の他にも考えられます。もともと熟睡する時間が少ないこども子どもは夜泣きすることがあります。栄養のバランスのとれた食事とあわせて、早寝早起きができるようにしていくことで、ほとんどの子どもはきちんとした生活習慣が身についていきます。(内科看護師)

1歳を過ぎると栄養の主たる供給源は食事となり、ミルクは補助的なものになります。栄養不足で夜泣きをする可能性も考えられるので、卒乳に向けて食事を充実させていくとよいようです。また、早寝早起きで生活習慣を整えていくことも大切です。


2015/07/02

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