言葉の発達

2歳児なのにまだ2語文が出ない…原因と対策は?

2歳頃の子どもは言葉がぐんと増え、親にとってもコミュニケーションが楽しくなってくる頃です。他の子に比べて言葉が遅いとわが子を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「2歳になっても2語文が出ず、言葉の遅れが心配です」

2歳になったばかりの男の子です。そろそろ2語文をしゃべってもよい頃ですが、まだ単語しか出てきません。同じ年の女の子はよくしゃべっているので、うちの子は脳の発達に影響が出ているのではないかととても不安です。こちらが言うことの意味はわかっているようなので、知恵が遅れているわけではなさそうでが、このまま様子を見ていてもよいでしょうか。また、言葉の発達を促すために、日常でできることはありますか。(20代・女性)

言葉の発達には、個人差や性差があるものです

子どもの言葉の発達には個人差があるものです。またこの時期、男の子は女の子よりも発達が遅いのが一般的です。

子どもの言葉の発達には幅があり、個人によってさまざまです。また、男の子のほうが、女の子に比べると少し遅い傾向にあります。一般的に1歳くらいからしゃべり始めますが、2歳を過ぎてから、ようやくしゃべり出す子もいます。(産科看護師)
この時期に女の子と男の子で言葉にかなりの差が出るのは、よく見られることです。それほど女の子の方が言葉のしっかりしている子が多いです。確かに年齢的に少し言葉の遅れはありますが、心配するほどではないでしょう。(内科看護師)

言葉の遅れの目安をチェックしてみましょう

言葉遅れの目安となるチェック項目は4つ。当てはまることや気になることがあれば、病院を受診しましょう。

言葉遅れのチェック項目は4つです。

1.日常生活の簡単な言葉が理解できるか。バイバイと言うと、バイバイが返せるか。「どれ?」という質問に指さしでも答えられるか。
2.耳は聞こえているか。親の声掛けやチャイムの音などに反応するか。
3.周りのことに興味を示すか。親と他人の区別がつくか。
4.落ち着きがない、一つのことに異常にこだわったりしないか。

これらの項目が当てはまらず、気になることがあれば病院を受診してください。(産科看護師)

言葉の発達のために周りの大人ができること

言葉の発達には、周りの状況を理解していることがポイントです。身近な物や好きなものを利用して話しかけながら教えてあげましょう。ゆっくりと丁寧に発音して話しかけることも大切です。

言葉の発達には、周りの状況や大人の言うことを理解しているかが大切です。理解したものから言葉にできるようになるので、実際に物を指さして「リンゴ、バナナ、イヌ、クルマ」と、身近な物から教えてあげましょう。お子さんの好きな絵本やおもちゃを使うのもよいでしょう。たくさん話しかけたり、絵本を読んだり、お子さんの好きなアニメを見せて刺激を与えてください。話しかけるときは、ゆっくり落ち着いた口調で話しましょう。(産科看護師)
できるだけいろんな物に触れながら、物の名前などを覚えさせることが大切です。買い物でスーパーにいくときでも、話しかけて物の名前を教えながら歩くと脳には良い刺激になります。また、子どもにわかる様に、2語文を丁寧に発音して話しかけることも大切です。 (内科看護師)

2歳頃の言葉の発達には個人差や性差がありますが、言葉遅れに関するチェック項目を確認し、気になる点があれば受診した方がよいようです。また、言葉の発達を促すため、生活の中で折りに触れて話しかけるなどして、刺激を与えてみるとよいでしょう。


2015/07/02

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