食べ過ぎ

2015/07/03

食欲旺盛な3歳児が肥満にならないか心配…どう対応すべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

食欲旺盛な3歳児が肥満にならないか心配…どう対応すべき?

好き嫌い、小食、遊び食べ、おやつの与え方など、子供の食事をめぐるお母さんの悩みは尽きることがありません。食欲が旺盛で食べ過ぎる我が子を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「よく食べる子供、食べ過ぎでは?」

3歳半の男の子です。小さい頃は小食だったのですが、2歳半過ぎから、急にたくさん食べるようになりました。小食だった頃、もっと食べてほしい思いでおかわりを与えていましたが、それが今も続き、与えれば与えるだけ食べます。今のところ体重は成長曲線の内側におさまっていますが、こんなに食べていると、どんどん太るのではと心配です。食事は、どの程度与えればよいでしょうか。(20代・女性)

活発になる時期なので食欲は旺盛になります

3歳~4歳頃は成長期で動きが活発になるため、食欲も増進するものです。よく動くお子さんならしっかり食べさせてあげましょう。

好き嫌いや小食で悩むお母さん方が多い中、たくさん食べるのはよいことです。3歳を過ぎると、行動力が増し、活発に動き回り、筋肉も発達しますから、その分エネルギーが必要になります。成長曲線内であれば心配ありません。お腹いっぱい食べさせてあげてください。(産科看護師)
よく食べるのは元気な証拠です。3歳~4歳は第一次成長期なので、食欲も増しているのでしょう。思春期に食欲が増すのと同様、今は身体が必要としているのかもしれません。活発に動くとカロリー消費も多いため、食事がしっかりと食べられます。身体を動かさずにたくさん食べるのは心配ですが、よく動くお子さんでしたら問題はないでしょう。(内科看護師)

一日に必要な食事の量とおやつの内容に気をつけて

3歳児の一日に必要なエネルギー量を知り、バランスのとれた食事内容を心がけましょう。おやつも食事の一部、内容に気をつけてください。

3歳で活発なお子さんの場合、一日に必要なエネルギー量の目安は1550kcalといわれており、成人女性の90%近いエネルギー量に相当します。(内科看護師)
食事の内容に気をつけましょう。たんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品、乳製品)、糖質、脂質、無機質(牛乳、乳製品、小魚などのカルシウムを含む食品)、緑黄色野菜、淡色野菜や果物などをバランスよく摂ることが理想です。たんぱく質は肉ばかりでなく、いろいろな食品を組み合わせ、野菜が苦手なら、カレーライスや、ハンバーグなどに細かく刻んで入れるのもよいです。(内科看護師)
子供のおやつは食事の一部として考えます。つまり、一日5食です。お菓子やジュース類は糖分を多く含み、虫歯になりやすく、肥満の原因につながります。おやつ=お菓子ではありません。ふかし芋やサンドイッチ、ミニおにぎり、フルーツなどの腹もちがよいものなら空腹感が紛れ、食事の早食い防止にもなります。(内科看護師)

食事の時間を決めて、よく噛むための工夫をしましょう

食事の時間は規則正しくしましょう。食事量を減らすのではなく、よく噛んで食べられるような工夫をすることも食べ過ぎを防ぐポイントです。

食事の時間をきちんと決め、だらだら食いは避けてください。食事とおやつの時間以外は、食べ物を与えないように決めましょう。(産科看護師)
早食いを避け、よく噛んで食べることができる工夫をしましょう。野菜を多めにしたり、歯ごたえのあるものをおかずにするのもよいです。食べ物を大きくカットすると、量が多く見えて食べ応えがあり、満腹感が得られます。ワンプレートに盛りつけて食事量をわかりやすくしたり、盛りつけた分だけは食べてもよいなど、ルールを決めてもよいでしょう。少しずつ盛りつけ、分けて出すという方法もあります。いろいろと試してみてください。(内科看護師)

3歳頃になると活動量が増え、エネルギーの必要量も増えてきますから、たくさん食べることの心配はないようです。ただ、食事やおやつの内容、調理の工夫、与えるタイミングには気をつけてみるとよいかもしれません。


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