睡眠トラブル

日中も常に眠たそうな4才児、理想的な睡眠時間は?

昔から寝る子は育つと言うように、子供にとって睡眠はとても大切です。相談者の方のお子さんはいつもぼんやりしていて、日中急に寝てしまうこともあるようですが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

子供の睡眠についての相談:「4才の子供。日中遊んでいてもすぐに寝てしまいます」

4才の子供はいつもぼんやりしていて、気がつけば寝ています。さっきまで元気に遊んでいたのに急に寝始めることもあり、毎日12時間以上寝ているようですがこれは異常ではないのでしょうか。たくさん寝るのはよいことだと思いますが、寝すぎるのは何か病気ではないかと心配です。(40代・女性)

4才の睡眠時間は10~13時間程度

4才だと約10~13時間の睡眠時間が必要なので、12時間でも多いということはありません。しかし、日中ぼーっとしているのは夜に熟睡できていない可能性もあるため、できるだけ生活リズムを整えるようにしましょう。

4才児の理想的な睡眠時間は10~13時間です。12時間以上寝ても異常ではないですし、最近は親の生活スタイルの影響で睡眠不足になる子供が問題視されています。睡眠不足だと学習能力の低下や、就寝中に分泌される成長ホルモンの不足により成長に悪影響を与えます。(産科看護師)
いつもぼんやりしているのは「昼に寝てしまい夜寝つけない→そのため朝起きられない」という具合に、生活のリズムが崩れているのかもしれません。まずは夜しっかり眠れるように、食事や入浴はなるべく同じ時間帯に行い規則正しい生活をしてください。 (産科看護師)
早起きすると朝の光を浴びることで体内時計がリセットされ、お昼寝もできて午前も午後も遊ぶ時間ができます。昼間眠そうにしているなら、昼食の後1時間程度の昼寝をさせてください。長時間の昼寝や3時以降の昼寝は、夜の睡眠に差し支えるので控えましょう。(産科看護師)
もしかすると、夜間熟睡できないために昼間ぼんやりしたりすぐに寝てしまうのかもしれないので、夜熟睡できているかどうかも確認してみましょう。(内科看護師)

何か病気が隠れていることも

病気が原因で、昼間ぼんやりしてしまうこともあるようです。症状別にまとめましたので、参考にしてみてください。何か当てはまる症状があるようでしたら、かかりつけの医師に相談してみましょう。

1.甲状腺機能亢進症:
慢性的な炎症により甲状腺ホルモンが過剰に出てしまう病気で、15才未満での発症率は約5%で女児に多く発症します。体重の減少・眼球突出・首の腫れ・疲れやすい・集中力の欠如などがあります。(内科看護師)
2.うつ病:
子供のうつ病は年々増加傾向にあり、友達とのトラブルなどでストレスを感じた後いつまでも気分が暗い、幼稚園などへ行くのを嫌がるような場合は注意が必要です。子供は表現できない気持ちが行動や身体症状となって現れることもあり、口数が減る・体重が減る・寝過ぎる・眠れない・ぼんやりしているなどの症状が見られます。(内科看護師)
3.自閉症:
自閉症でもぼんやりしたり寝過ぎるということがあり、目線を合わせない・同年代の子どもと遊べない・同じ行動を繰り返す・変化を嫌うなどが見られます。(内科看護師)

トータルの睡眠時間としては多くはないようですが、いつも日中眠いというのは夜に熟睡できていないことも考えられます。一度、お子さんの生活習慣を見直してみるとよいかもしれません。


2015/07/04

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