嘔吐

2015/07/04

子どもが離乳食を吐いてしまうのは何に問題があるの?

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子どもが離乳食を吐いてしまうのは何に問題があるの?

一般的には生後6カ月を過ぎた頃から離乳食を開始しますが、なかなか思うように進まないこともあります。3回食になってから子供が離乳食を吐くようになり、進め方が早いのかもと悩むママに、看護師さんたちは何とアドバイスをしているのでしょうか。

離乳食についての相談:「3回食にしてから吐いてしまうが、2回食では栄養が心配です」

10カ月の女児ですが、4カ月頃から体重の増え方が緩やかになり成長曲線グラフの真ん中を下回るようになったため、早いうちから離乳食を与えています。2回食にしてから体重が増え始めましたが、現在は運動量が増え2回では足りないだろうと感じ9カ月から3回食にしましたが、たまに吐いてしまいます。まだ3回食は早いのか、それとも食後よく動くために吐いてしまうのかわからず、離乳食の進め方に悩んでいます。 (20代・女性)

無理に3回食にしなくても大丈夫

この時期はまだ胃腸の機能が未熟なため、ちょっとしたことでも吐いてしまうことがあります。ミルクや母乳をしっかり飲んでいれば栄養面での心配はないので、今無理に3回食に進める必要はないでしょう。

9~11カ月だと、朝昼夜の3回食で食事の感覚は3~4時間あけて、毎日できるだけ同じ時間帯に食べさせるようにするのが理想的です。しかし無理に3回にすることはありません、その子によって食べ方に個人差があるのは自然なことなので、3回が無理であれば2回の食事でもしっかりと栄養が補給できるよう食事量を増やしてあげましょう。(内科看護師)
まだ胃腸の機能が未熟なため、多くの食べ物を胃の中に入れておくことができません。お腹が空いたらよく食べるようになると思いますし、3回食にするのはもう少し様子をみてからでもよいでしょう。食事にこだわらず、プリンやゼリーなどお子さんが好みそうなものもあげてみてください。(産科看護師)
赤ちゃんの胃はまっすぐなひょうたん型で吐きやすい構造になっており、げっぷとともに食べた物が出てくることもよくあります。3回食にして吐くようなら、なぜ吐くのか原因を探り1回の食事量を減らしたり、げっぷをもっとさせるなど工夫をしてみましょう。(内科看護師)

母乳やミルクは飲みたいだけ飲ませてあげて

離乳食をたくさん食べさせようとせず、運動量が増え母乳やミルクだけでは足りないと感じたら、離乳食で補うという考え方でよいと看護師さんは説明しています。

離乳食はたくさん食べさせる必要はありません。子供が動きだすと母乳だけでは栄養が足りなくなるので、不足する栄養の補足と考えてください。離乳食が足りていなくても、ミルクをしっかり飲んでいれば心配ないでしょう。栄養が気になるようなら、フォローアップミルクを与えてもよいのではないでしょうか。(産科看護師)
この時期の栄養は、離乳食60%・母乳やミルク40%の割合が理想的ですが、母乳やミルクは欲しがるようであれば飲みたいだけ飲ませてあげましょう。(内科看護師)

離乳食の進め方は赤ちゃんによって個人差がありますし、胃腸の機能も未熟なため吐きやすいようです。まだ無理に3回食にする必要はないので、ミルクや母乳の飲み具合と運動量を見極めながら、徐々に進めてみるとよいでしょう。


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