発達障がい

行動が幼稚な6歳児、発達障害(ADHD)を疑うべき?

子供の成長には個人差がありますが、わが子が他の同年齢の子供たちと比べ明らかに行動や様子がおかしいと感じることもあります。相談者の方のお子さんは、いつも落ち着きがなく注意力が不足しているようですが、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

子供の発達についての相談:「周囲を全く気にせず動き回る子供。ADHDなどの障害では?」

6才の息子は落ち着きが無く不注意な行動が多く、周囲を気にせず足元も見ないため物を踏んづけたり自分が転ぶなどしょっちゅうで、人ごみでも前を見ていないのですぐに人にぶつかりそうになります。どんな場面でも動き回り、周りの子供に比べて行動が幼い気がします。ADHD(注意欠陥・多動性障害)などの発達障害があるのではないかと心配していますが、何科を受診すればよいでしょうか。(40代・女性)

発達外来や発達障害支援センターで相談

行動が幼い、落ち着きがないなどはADHDの症状として当てはまるようです。できれば発達障害の専門医がいる病院がよいですが、まずはかかりつけ医や地域の発達障害支援センターで相談してもよいでしょう。

発達障害の子は、言葉の遅れや歩き出すのが遅いなど早い段階から症状が出る場合もありますが、過去の健診で何か指摘されたことはないでしょうか。ADHDは年齢のわりに行動が幼い、場所を問わず落ち着きがなくじっとしていられない、うわの空で集中力がないなど極端な行動が持続してみられます。(産科看護師)
小児科でもよいですが、専門的な知識を要するため小児精神科医のいる精神科か、病院によっては発達障害の専門外来を設けている所もあるので、問い合わせてみてください。各地域には発達障害支援センターが設けてあり、必要であれば専門機関を紹介してくれるので、こちらも市町村のウェブサイトで確認してみてください。(産科看護師)
万が一、発達障害と診断されても受け入れられないご両親が多いので、一番辛いのは本人ということを頭において受診してください。治療には家族の協力が必要で長期に渡るため、できればご主人も一緒に同行してもらいましょう。(産科看護師)
何か治療が必要なら早期に取り掛かるほどよい結果に繋がるので、早めにかかりつけ医を受診しお子さんの状況にあった病院を紹介して貰うとよいでしょう。小児科なら発達外来などになると思うので、専門医のいる病院の情報を集め問い合わせるのもよいでしょう。(小児科看護師)

ADHDの場合、投薬で治療をすることも

多動の子供は、通常よりも周囲の刺激が脳に伝わりやすいため、敏感に反応して落ち着き無く動き回ったりするようです。以下は、実際にお子さんが多動傾向にある看護師さんからのアドバイスです。

多動は大人にとっても危険で大変ですが、医師から「本人が一番辛いということをわかってあげて」と言われハッとしました。多動の子供は周囲の刺激が必要以上に伝わりやすく、気がそれたり注意力が落ちることが多いようです。そのため、脳に伝わる興奮を和らげる作用のある薬を処方されています。薬については、落ち着いてお友達と遊べる、転びにくくなるなど子供にわかりやすく説明し、薬のメリットを伝えています。(小児科看護師)

ADHDかどうか、正しい診断のためには専門医の診察が不可欠です。地域の発達障害支援センターやかかりつけ医に相談すれば、適切な医療機関を紹介してもらえるようです。


2015/07/05

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