睡眠トラブル

2015/07/05

寝る時間が短い子ども、睡眠障害の疑いあり?

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)

寝る時間が短い子ども、睡眠障害の疑いあり?

布団に入るとすぐに眠ってしまう子供もいれば、なかなか寝付けず就寝時間が遅くなってしまう子供もいます。小学1年生のお子さんの睡眠時間が短く、睡眠障害があるのではと心配するママに対し、看護師さんたちは何と言っているのでしょうか。

子供の睡眠についての相談:「小学1年生で睡眠時間8時間。なかなか寝つけないのは睡眠障害?」

小学1年生の子供ですが、今までは23時に寝て起床が7時の8時間睡眠でした。最近は22時前には布団に入るものの、なかなか寝ないので本を読んであげたりして寝るのは22時半ぐらいですが、朝6時半に起きるようになったので睡眠時間は8時間のままです。週に1度通っているプールの日でも、早く寝ることはありません。この歳だと9~10時間が平均と聞き、テレビで子供の睡眠障害の話を見て我が子が該当する気がして心配です。(30代・女性)

子供と一緒に生活習慣の見直しを

8時間眠れているのなら睡眠障害ということはないようですが、まだ小学1年生だと21時までには就寝したいもの。最初は思うようにいかないかもしれませんが習慣づけることが大切なので、早めに布団に入れるようにお子さんと一緒に生活習慣を改善していきましょう。

小学1年生の睡眠時間は最低9時間必要といわれています。しかし、8時間眠れているのなら体力的には問題ありませんし、睡眠障害にもあてはまりませんが、できれば21時までには眠れる環境を作ってください。最初は寝つきが悪いと思いますが習慣になることで眠れるようになるので、今行っている本読みなど、寝る前の習慣を作っておくと入眠しやすくなります。(産科看護師)
就寝時間が遅くなってしまうのは、ご両親のお仕事の都合などが関係してはいませんか?親の仕事で帰宅が遅くなるなどで就寝時間が遅くなるのは仕方がないことですが、大人の都合に子供を合わせて睡眠障害だと思うのは、少し都合がよすぎる話かもしれません。きちんと習慣づけをして眠れるようになるまでにはかなりの時間が必要で、きっと子供よりも親の方が根気がいることですが、まずは生活習慣の見直しをお子さんと一緒にしてみてください。(内科看護師)
寝る準備を始める時間も遅いようなので、早くに寝る習慣をつけるためには生活習慣の見直しが必要です。就寝予定の1時間前にはテレビやゲームは消して、気持ちを落ち着かせるようにすることもよい睡眠をとるためには大切です。(内科看護師)

睡眠不足が子供に与える影響

成長に必要なホルモンは、夜間就寝中に活発に分泌されます。睡眠不足で成長ホルモンの分泌が少ないと、コミュニケーション能力の低下、物事に集中できない、きれやすい子供になるというデーターもあるようです。

成長ホルモンの分泌は就寝中に活発になりますし、脳の成長にも睡眠は欠かせません。また睡眠時間が9時間未満の子供は、コミュニケーション能力、計算能力、理解力などの学習能力が低かったというデータもあります。(産科看護師)
睡眠不足は成長ホルモンの増加を阻害し、身体が成長しないだけでなく丈夫な骨が作れなかったり、物事に集中できず、きれやすい子供になってしまうと言われています。(内科看護師)

8時間ぐっすり眠れているのなら、睡眠障害の心配はないようです。しかし就寝時間はやはり遅いようなので、21時頃には布団に入れるように少しずつ生活環境を整えてあげるとよいでしょう。


  • このエントリーをはてなブックマークに追加