発達障がい

フレンドリーすぎる幼児が心配…何か問題があるの?

幼い子供が無邪気に話しかけてくる姿はほほえましいものですが、あまりにもフレンドリーに誰にでも話しかけてしまう我が子を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「子供がフレンドリーすぎて心配です」

保育園年長の子供のことです。小さい頃は人見知りが強かったのですが、最近は、いきなりエレベーターで会った人に「どこ行くの?」などと挨拶もしないで会話を始めてしまいます。誰でもという訳ではないようですが、フレンドリーすぎるところが気になります。発達診断では問題ありません。いきなり話しかけないように、話しかける前には挨拶をするようにと言い聞かせていますが、これでよいのでしょうか。(40代・女性)

まだ人との距離感がつかめない時期です

まだ人との関わり方や距離感がよくわからない時期です。親としては、子供の言動が人から誤解を受けぬよう、気にかけてあげましょう。

まだ人間関係が作れず、人との関わり方も知らない時期です。きっと、周りの人はみんな友達だと思っているのでしょう。いきなり話しかけられてびっくりする方もいるかもしれませんが、逸脱した行為がなく、発達診断で問題なければ心配ないでしょう。(産科看護師)
もともと人とのコミュニケーションが苦手で話せなかったお子さんが話すようになると、距離感がうまくつかめず、近すぎてしまうことや、場の空気が読めない発言につながることがあるようです。言葉だけでなく、人との身体距離が上手く取れない子供もいます。そのため人から誤解を受けてしまうこともあるので、気にかけてあげる必要があります。(内科看護師)

良くない言動には、声をかけて一緒に振り返りましょう

まずは挨拶を教えましょう。適切でない言動があったときは、何が良くなかったのかを一緒に振り返り、理解させましょう。時間をかけて働きかけることが大切です。また、目の届かないところで危険なことのないよう注意して下さい。

まずは挨拶をすること、お辞儀をすることなど、人間関係を作るうえで必要なことを教えてあげてください。小学校に上がれば、社会のルールを学び、友達も増えますので、自然と距離の取り方も身についていくと思います。フレンドリーなのはよいことですが、お母さんの目の届かないところで知らない人に話しかけ、ついて行ったりしないよう、くれぐれも注意してください。(産科看護師)
突然話しかけると相手を困惑させることも多いので、挨拶はとても大切です。相手の状況がわからないまま発言をしたら、声をかけて話を止めさせ、その後に理解できるよう理由を説明してあげましょう。「どう声をかければよいと思う?」と一緒に考えてみるのもお勧めです。適切ではない発言や行動があっても、振り返り、良くなかったと気づけば、同じことは繰り返しません。時間や手間はかかりますが、働きかけることが大切です。(内科看護師)
お子さんの対処法で困ることがあれば、保育園の先生や、市町村などの子どもの相談窓口などで話をしてはいかがでしょうか。多くの方の意見や対処法なども聞けるので、参考になるでしょう。(内科看護師)

まだ人との距離感がよくつかめない時期です。まずは人間関係を作る上で基本となる挨拶をしつけ、不適切な言動があったときは、何が良くなかったのかを一緒に振り返ると、繰り返すことがなくなっていくようです。専門家の意見を聞いてみることも一案です。


2015/07/06

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