人見知り

人見知りが激しい子供、自立を促すためにできることは?

新学期は、初めての集団生活に慣れず、泣いてお母さんから離れない子供の姿をよく見かけます。人見知りが激しい子供の幼稚園生活を心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているでしょうか。

ママからの相談:「人見知りが激しく心配です」

娘は4月から幼稚園へ入園するのですが、人見知りが激しいので心配です。先日、入園説明会とあわせて、子供だけの慣らし保育がありました。他の子供たちは、それぞれ親から離れて楽しそうに遊んでいましたが、娘は私から離れようとせず、大泣きしていました。説明会が終わって迎えに行くと、先生に抱っこされながら泣いていました。幼稚園が始まる前に、自立を促すため家庭でできることがあれば教えてください。(40代・女性)

人見知りは成長過程における自然な反応です

人見知りやお母さんから泣いて離れない行動は、子供の成長過程で自然な反応ですから、気にしすぎなくてよいでしょう。

慣れない環境や見知らぬ人に囲まれてびっくりしたのではないでしょうか。人見知りは、子供の成長過程で自然なことですし、親と他人の区別ができるようになったと前向きに考えてください。(産科看護師)
早かれ、遅かれ、人見知りはどの子供も経験することで、就学前の準備段階としても重要な意味があります。この年代なら、お母さんが幼稚園の中にいるかどうか理解できるので、泣くことで、お母さんの気が自分から離れないようにしているのでしょう。個人差はあれ、どの子供にも見られることなので、気にしすぎる必要はありません。(内科看護師)

家族以外の人や同年代の子供達と関わる機会を増やしてみましょう

家庭内だけで人見知りを克服することは難しいですが、同年代の子供が多くいるところへ出かけるなど、家族以外の人と接する機会を増やしましょう。

家庭は顔見知りの人ばかりなので、人見知りの克服は難しいでしょう。公園に行ったり、ママ友と会うなどして、家族以外の人との関わりを多くしてください。お子さんが泣いて嫌がったら「怖かったのかな?恥ずかしかったかな?」と気持ちを理解してあげてください。そして、繰り返し大丈夫だということを教えてあげてください。(産科看護師)
休みの日に、お父さんや祖父母などに協力してもらい、お母さんだけで外出して本人の様子を見るのも一つの手かもしれません。また、子供館など多くの子供がいるところに出かけてもよいでしょう。集団の場の雰囲気などを経験できるよい機会になると思います。(内科看護師)

子供は環境への順応性が高いもの、長い目で見守ってあげましょう

やがて新しい環境へも慣れていくものですから、長い目で見てあげましょう。お母さんの不安感が伝わらぬよう、明るく声をかけて送り出してあげてください。

子供は環境への順応性が高く、親が考えているよりもすんなりと集団生活に入っていくことができることも多いです。いずれは、自分で中に入っていくことができるようになるので、長い目で見ましょう。(内科看護師)
大切なのは、子供から離れる時に笑顔で「行ってらっしゃい」と言うことです。親が不安な表情をしていると、子供は雰囲気を敏感に察知してしまいます。「幼稚園楽しみだね。今日は何をして遊ぶのかな?」など、楽しさやドキドキワクワク感など、プラスの要素を伝えてあげてください。大人が温かい目で見守り、頑張れたことを褒め、後押しすることで、お子さんも新たな一歩を踏み出せると思います。(内科看護師)

子供が新しい環境に対して拒絶反応を示したり、人見知りをするのは、成長の過程で自然なことです。人が集まるところへ出かけて人との関わりに慣れる機会を設けるもの良いでしょう。入園後はやがて慣れるものと長い目で見て、明るく送り出してあげることが大切です。


2015/07/06

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