鼻血

2015/07/15

3歳児が頻繁に鼻血を…対処法、予防法について専門家に聞いてみた

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

3歳児が頻繁に鼻血を…対処法、予防法について専門家に聞いてみた

お子さんが鼻血を出した時、どのように対処していますか。頻繁に鼻血を出す3歳のお子さんを心配する相談者さんに、看護師さん達がアドバイスしています。

ママからの相談:「子供が頻繁に鼻血を出します」

3歳の子供が鼻血を頻繁に出すので心配しています。鼻血を出すのは朝起きた時やお風呂上がりが多く、昼間遊んでいる時も興奮すると出ることがあります。小児科の先生からは「小さい子供は血管が細く出血しやすいが、大きくなったら落ち着くから問題ない」と言われました。しかし周りの子供達でそんなに鼻血を出す子はいません。大きくなるのを待ってよいでしょうか。また、診察は耳鼻科の方がよいですか。(40歳・女性)

耳鼻科の受診をお勧め

子供は鼻血が出やすい傾向にありますが、繰り返すようなら受診したほうがよいでしょう。粘膜の傷つきやすい子供の鼻は、耳鼻科で診てもらうのが安心です。

医師がいう通り小さい子供は鼻血が出やすい傾向にあります。鼻の粘膜が弱く、無意識に鼻を触ることが多いため、風邪などの疾患がなくてもすぐに鼻血を出します。お風呂上りなら身体が温まって血管が広がり、血流がよく切れやすくなっていること、寝起きなら、寝ている間に鼻を触って粘膜を傷つけていることが考えられます。(産科・婦人科看護師)
鼻の穴の入り口の部分には、細い血管が集まっています。粘膜も薄く、遊びや運動で身体が温まると血流が良くなり、鼻を引っかいたりするとすぐに血がでます。常にティッシュは多めに携帯し、外で遊ぶ際には帽子などで頭を覆うことも大切です。(小児科看護師)
赤ちゃんと子供も、鼻や耳の病気・トラブルの場合は耳鼻科を受診するのが原則です。鼻血を含め、耳鼻科の処置には特殊な器具を必要とし、鼻や耳の奥まできちんと診るための設備も整っています。繰り返している場合は、耳鼻科できちんと診察を受けたほうが安心です。(小児科看護師)

鼻血の対処法と予防について

鼻血が出た時には正しい方法で対処しましょう。

小鼻(目と目の間より少し下の部分)をつまんで様子をみてください。普通の鼻血でしたら、数分で止まります。鼻にティッシュなどを詰めると、抜くときに固まった血液で粘膜を傷つけます。止血してもなかなか止まらない、多量に出血する、鼻をいじっていないのに出血する場合は、貧血やアレルギー性鼻炎などの疾患を疑います。 (産科・婦人科看護師)
一旦鼻血が出ると血管の修復に数日かかるため、その間少しの刺激でも出血しやすくなります。お子さんが鼻を触っていたら、できるだけ止めるようにしましょう。鼻血が出たら上向きにせず、下を向かせて口にたまった鼻血を出すようにしてください。上を向くと喉の奥にたまった血液を飲み込み、気分が悪くなります。(産科・婦人科看護師)
成長に従い次第に粘膜も強くなり、鼻血は出にくくなります。回数の多さは気にする必要はありません。長時間止まらない場合は処置が必要なこともありますので、耳鼻科を受診してください。花粉症などを含む鼻炎や副鼻腔炎などのあるお子さんは、鼻の粘膜自体に負担がかかり、弱くなっています。この場合は成長しても鼻血は出やすいと思われますので、きちんと治療をしてください。(小児科看護師)

成長と共に鼻の粘膜は強くなると思われますが、心配ならば耳鼻科を受診されるとよいでしょう。


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