食べ過ぎ

2015/07/13

食べ過ぎる6歳児、身体に悪い影響は出ないの?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

食べ過ぎる6歳児、身体に悪い影響は出ないの?

親にとって、子供が小食でも大食いでも悩みの種になるものです。食欲の旺盛な子供の身体に何か悪い影響が出てしまわないかと心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「食べ過ぎる子供が心配です」

6歳の息子についてです。体格は6歳児の平均ですが、食べる量が大変多く、例えば大人用のお弁当一人前をペロリと平らげ、さらに食べたがります。両親ともに身長が高く痩せ気味で、食べても太らない体質だと思います。息子も遺伝的にそれを受け継いだのかとも思いますが、胃の負担となったり、血液検査データに悪い影響がないか心配です。ただの食べ過ぎなのか、病気なのか、病院で一度相談した方が良いでしょうか。(30代・女性)

体型を決める要因は、生活習慣と遺伝的素因です

人の体型を決めるのは、生活習慣と遺伝的素因です。大食いでも標準的な体格なのであれば、ご両親の太りにくい遺伝を受け継いでいるのでしょう。

ある人の体型が痩せ型、肥満型、どちらになるかを決めるのは、生活習慣が70%、遺伝的素因が30%といわれています。両親が標準体重の場合、子供の肥満発生率は約10%、片親が肥満の場合は約50%、両親とも肥満の場合は約80%といわれています。これはエネルギー代謝に関係する褐色脂肪細胞の活動性や数が、遺伝子によって受け継がれるためです。息子さんは大食いでも標準的体格なので、太りにくい遺伝子を受け継いだと考えてよいでしょう。(内科看護師)

標準体格が維持できるなら、好きなだけ食べさせても大丈夫です

子供はよく動きエネルギーを消費するので、好きなだけ食べさせても大丈夫です。ただし、体格や体調に変化が出てきたときは注意が必要です。食事は、年齢に合ったエネルギー量で栄養バランスを考えてあげましょう。

子供は常に動き回り多くのカロリーを消費するので、現在のような体型を維持するようであれば好きなだけ食べさせてあげて構いません。しかし食事の量を変えていないにも関わらず体重が明らかに増えてきた、平均と比べて成長に問題が出てきた、倦怠感やむくみが出てきた、活発に動けないなどで日常生活 に支障が出てくるようなら、何らかの疾患が隠れているかもしれませんので病院で相談をしてみましょう。(内科看護師)
たくさん食べるのはよいですが、栄養には注意しましょう。スナック菓子や甘い物、ジャンクフードなどはなるべく避けて、お母さん手作りのバランスのとれた食事を食べさせてください。6歳男児で普通の生活なら、一日の摂取カロリーは約1550kcalです。気になるようなら、食べた物をメモにとり、大体のカロリーを計算すると目安になるでしょう。(産科看護師)

体型を決める要因は生活習慣が70%、遺伝的素因が30%です。大食いでも標準的な体格を保っているなら、太りにくい遺伝子を受け継いだのかもしれません。今後も体調に問題がなければ、栄養バランスに気をつけた食事をしっかり食べさせてあげてよいようです。


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