発達の遅れ

2015/07/14

生後9カ月の赤ちゃん、動きが少ないのは何か訓練をすべき?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

生後9カ月の赤ちゃん、動きが少ないのは何か訓練をすべき?

生後9カ月頃は、おすわりやハイハイが上手になり、つかまり立ちもできるようになる時期ですが、同月齢の子供と比べて動きが少ないことを心配するママに対し、看護師さんたちはどのようなアドバイスをしているのでしょうか。

ママからの相談:「動きの少ない乳児、何か訓練が必要ですか?」

9カ月になる息子について、運動音痴もしくは発育不順なのではないかと心配しています。まれにテンションが高いときに転がることはあるのですが、基本的に寝返りはせず、ずりばいもハイハイもしません。お座りはできますが、そこから進展がみられず、同じ月齢の子が動き回っているのを見ると心配になります。何か訓練をしてあげた方がよいのか、それとも病院で診てもらった方がよいものでしょうか。(20代・女性)

発達には個人差があるので、長い目で見守ってあげましょう

子供の成長や発達には個人差があり、できることも順番どおりではありません。健診で問題が指摘されていないのであれば、様子を見守っていてもよいでしょう。

健診で発達について問題がなかったのなら、心配ないでしょう。子供の成長には個人差があり、寝返りやハイハイができないのに、いきなり立ち上がる子もいます。お座りができるのなら、立つのももうすぐだと思います。寝返り、ハイハイ、立ち上がりと、順番が決まっているわけではありませんし、身体に異常がないのに、2~3歳で歩き出す子もいます。長い目で見守り、心配なら健診のときに医師や保健師へ相談してください。(産科看護師)
動かない子供もたまにいます。普段は動かなくてもきちんと動けるようであれば、それほど発育状況を心配するほどではないのかもしれません。一人目の子供は、お母さんが何でもしてくれる環境にあるので、どうしても動きが遅くなることが多いです。しかし二人目の子供は自分で動かないといけない環境になることが多いためか、ハイハイなどの発育が速い傾向にある、ということも言われています。(内科看護師)

子供の自発的行動を促す環境を整えてみても

子供が自分から動こうとする環境を整えてみるとよいです。事故に注意した上で、いろいろと工夫してみましょう。

寝ている状態で足を曲げ伸ばしして運動させたり、腹這いにして離れたところから呼びかける、周りにおもちゃを置くなどすると、ハイハイする子もいます。腹這いにするときは、窒息の可能性がありますから、必ず目を離さないようにしてください。(産科看護師)
子供の周りに、興味がある物や好きなおもちゃを少し離して置いてみるなど、身体を自然と動かせるような環境を整えると、自分で身体を動かそうとするのではないでしょうか。自分から動かないといけない状況を作る、例えば抱っこをせがんでもハイハイで移動しないと抱っこしてもらえないなど、工夫が必要です。(内科看護師)

発達には個人差があり、できることの順番も決まっているわけではないので、長い目で見守ってあげるとよいでしょう。子供が自発的に動こうとする環境を整える工夫をしてみてもよいようです。もし心配なら、健診のときに医師などへ相談するのも一案です。


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