頭痛

つわりの時期に起きる激しい頭痛…産科で診てもらえる?

さまざまな体調不良に見舞われる妊娠期。頭痛に悩む人も少なくありません。頭痛で産婦人科を受診してもよいのでしょうか。専門家に聞いてみました。

妊婦さんからの相談:「つわりの時期の頭痛は産科で診てもらえますか?」

現在10週です。最近、急につわりが始まり、吐き気とともに寝込んで起き上がれないほどの頭痛があります。健診日を待たず早めに産婦人科に行くべきか、それとも別の診療科に行く方がよいのでしょうか。(20代・女性)

妊娠中に多い頭痛。不調を感じたらまず産科に相談を

妊娠中に頭痛に悩む人は少なくありません。まずは産婦人科に相談するのがよいとの回答が寄せられました。

妊娠中の体調不良はまずかかりつけの産婦人科に相談しましょう。専門医の判断が必要なら別の病院を紹介してくれます。頭痛薬の使用は必ず事前に主治医に相談を。症状がひどければ健診日前に受診してよいでしょうし、事前に電話で問い合わせてもよいと思います。(産科・婦人科看護師)
妊娠中はホルモンバランスが乱れたり、姿勢が悪くなったり疲れやすくなったり、また血流量が増えて血管が拡張するなどで頭痛が起こりやすいです。(産科・婦人科看護師)
鉄欠乏性貧血も原因になります。貧血がないか検査し、貧血の場合は産科で鉄剤を処方してもらいましょう。(一般内科看護師)
妊娠中は血圧が上がりがちです。脳血管が広がって周囲の神経を圧迫し、頭痛の原因になります。塩分は血圧を上げるため、醤油のかわりにポン酢や調味料を使うなど工夫をしてください。(一般内科看護師)

適度な運動と塩分控えめの食生活を心がけて。携帯の見すぎが原因になることも

頭痛の改善には健康的な生活習慣を心がけましょう。

頭痛の時は頭を冷やしたり、横になって目をとじて休みましょう。枕やベットマットは自分に合った高さや硬さのものを選んでください。柔らかくても硬すぎても肩こりや頭痛の原因になります。抱き枕やクッションを利用して楽な姿勢で寝るようにしましょう。(産科・婦人科看護師)
適度な運動をし、ゆっくり入浴して身体を温め、血流をよくしましょう。パソコンや携帯などの使用による眼精疲労も頭痛の元になりますので、時々遠くを見たり、目の周りを温めて目の疲労の回復をはかりましょう (産科・婦人科看護師)
運動は妊娠に必要な筋肉を鍛えたり、思うように動けないストレスの解消、肩や首のコリの緩和なども期待できます。スイミングや妊婦体操、散歩、買い物などで身体を動かしましょう。(一般内科看護師)
しっかり睡眠をとることで体調もよくなり、イライラも少なくなります。趣味やマッサージなどでもストレス解消を図ると良いでしょう。(一般内科看護師)
果物や野菜を多く含む健康的な食生活を心がけて。脂質や糖質の摂り過ぎは頭痛の元です。(一般内科看護師)
薄いコーヒーを飲むと血管が収縮され、頭痛が治まったという人も。カフェインを摂り過ぎないよう注意しましょう。(産科・婦人科看護師)
まぶし過ぎる照明や強すぎる芳香剤、騒音などが原因になることも。生活環境を改善しましょう。(一般内科看護師)
対策しても改善されない時は、母子ともに影響の出ない痛み止めを主治医に処方してもらいましょう。我慢は赤ちゃんにも悪影響です。(一般内科看護師)

妊娠中の頭痛はさまざまな原因で起こります。健康的な生活習慣を心がけ、改善を目指しましょう。我慢は赤ちゃんにも影響があるので、主治医に相談するのもひとつの手です。


2015/07/09

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