産後の心の悩み・ストレス

2015/07/17

待ち望んだ子どもを出産したママに、伝えたいこと

この記事の監修/執筆

産後出張ケアセラピスト熊野 薫

待ち望んだ子どもを出産したママに、伝えたいこと

こんにちは。妊婦さん、産後ママのための出張リフレクソロジー~みまもりリフレ~代表の熊野です。
私は、これまでに数百人の産前産後ママとお会いして、ケアをしたり、お悩みを聞かせていただいたりしています。

先日からあちこちで話題になっていますが、森三中の大島美幸さんが、無事ご出産されたそうです。。

おめでとうございます(^^)!

彼女の妊活、妊娠、出産については、テレビなどでも話題になっていました。
パートナーの鈴木おさむさんのブログは、軽妙で読みやすく、またとっても愛情にあふれているので、私もよく拝見しています。

鈴木さんのブログのレポートで、出産予定日の少し前から気になっていた大島さんの出産。
無事、元気な男の子をご出産されたということで、なんとも嬉しく、また安堵しました。

このニュースを耳にして、私と同じように思っている人が多いような気がしますし、お子さんのお名前も、このご夫婦「らしいな」と思います。

とにかくおめでたいこのニュースなのですが、だからこそ、これからの鈴木家の産後について、産後の専門家として、伝えたいことがあります。
(もちろん、私は大島さんとも、鈴木さんとも面識はありません^^;)

それは…
「これからの産後で、“つらい”とか、“子どもと(一時的に)離れたい”とか、“子どもがかわいくなく見える時がある”とか、マイナスなこともどんどん言葉にしていただきたい」
ということです。

大島さんのパートナーである鈴木おさむさんは、妊娠中はもちろん、これまでの結婚生活でも、すごく彼女に寄り添っておられると思います。
だから、2人のパートナーシップにおいては、問題が起こりづらいかもしれないなと感じています。なんでも話せる、彼女だけがマイナスの感情を抱え込まなくていい、自然体で過ごせる、という意味で。

でも、そんなカップルにすら、いろんなことがあるのが、産後です。

特に、「本当に欲しくて欲しくて、子どもを産んだ人」に起こりがちなことがあるんです。
(欲しくて欲しくて、子どもを授かった、産んだことを特別視する話ではありません)

それは、産後の日常の中で、 「私はあれだけ子どもを望んだんだから、不平や苦痛を口にしてはいけない」 と思ってつらい感情にフタをしてしまうこと。

産後って、どんな人でもつらいことがあります。

眠れない。
抱っこで肩や腰が痛い。
出産時に傷ついた膣や会陰が痛い。
授乳で乳首が限界。
いきなり滝のように汗が出てくる。
股からは、いつまでたっても出血が止まらない。

そのつらさは、妊娠、出産までにどんな経緯があったかには、全く関係がありません。

そんなつらい時、ただ泣いて自分の気持ちを訴えることしか知らない我が子を見て、
「今、ここにこの子がいなければ、どれだけ楽だろう」
と思うことって、きっと誰にでもあると思います。

もちろん、それは我が子を殺したいとか、出産をなかったことにしたいとか、なにもそういう過激なことではありません。

本当に眠い時、つらい時、「頼むから今は1人にしてくれ!!」と叫びたくなる気持ち。
泣いている我が子は、間違いなく自分が望んで産んだ子どもなのに、それでも「やめて!」「うるさい!」と感じてしまう気持ち。

これは子どもに愛情がない、ということではありません。 ですが、例えば不妊治療などを経て、待ち望んで子どもを授かった人は、その頃の努力と希望、毎月生理が来て落胆した自分などを知っています。

だから、「あれだけ欲しかった赤ちゃんが今ここにいるのに、その赤ちゃんに対して、育児に対しての文句を言うなんて申し訳ない、バチが当たる!」と思いがちになってしまう。

でも、ちょっと待って。 子育てで体が思うようにならなかったり、気持ちがジェットコースターのように揺れ動いたりすることは、誰にでも、ありうることです。

子どものことが、とろけそうにかわいくて仕方ないときも、反対に、思わず手が出そうなくらいにイラッとさせられるときも、誰にでもあるのではないかと思います。

だから、つらいときには、声を上げていいと思います。

それが、大切な子どもを守ることにも、そして、産後に、大切なパートナーとの絆が深まることにもつながる。

大島さんだけでなく、全てのお母さん、

“妊娠した喜び、出産した嬉しさ”と、“子育て中に体や心に不調を感じること”は、
「だれにでもあることで、全然違う次元のこと」
なんですよ。

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