幼児のお世話・トラブル

2015/07/31

かわいい時期は今だけ? ~今が一番かわいいのよ!と言われるけれど~

この記事の監修/執筆

産後出張ケアセラピスト熊野 薫

かわいい時期は今だけ? ~今が一番かわいいのよ!と言われるけれど~

こんにちは。妊婦さん、産後ママのための出張リフレクソロジー~みまもりリフレ~代表の熊野です。
私は、これまでに数百人の産前産後ママとお会いして、ケアをしたり、お悩みを聞かせていただいたりしています。

息子が1歳くらいまでの時

街を歩いていたり、電車に乗っていたりすると、よくこんな声をかけられることがありました。

「かわいいわねぇ。今が一番かわいいときね」
「ママは大変だよね。でも今が一番かわいい時期だからね」

たいてい、そう声をかけてくださる方は年配の女性が多かったです。
彼女たちはどちらかと言うと、目の前の息子を見ているというより、自分の子どもが小さかった時のことを回想しながら、遠い目をしてこうつぶやいているように見受けられました。

初めての子どもを抱える私はというと、そう言われる度に、過ぎ去った小さきものの時代を 振り返る甘酸っぱさは理解しながらも、なんとも言えない違和感を抱いていたのです。

今が一番かわいい、と言われるけれど、やっぱり今は大変…。

今が一番かわいい、ということは、数年たったら息子はかわいくなくなってしまうのだろうか…。 “大変”は“かわいい”で乗りきれるものなのだろうか…。

そう思いながら、ご婦人方に言われる「今が一番かわいい」という言葉に、素直に納得できない自分に対しても、なんとも言えない罪悪感がありました。

最近、ネット上でこの「今が一番かわいい」問題(?)について触れているブログがあったので、いい機会だと思い、これについて考えてみることにしました。

話が少しそれますが、私自身、1匹の犬を離乳食のころから、老衰で一生を全うするまで育てたことがあります。
その中で、かわいかったコロコロ子犬の時代は一瞬で、今思い出してもその頃はかわいかったなぁと思います。

今、街で似たような時期の子犬を見かけると、問答無用で「かわいい!」と思ってしまう自分もいます。

でも、自分が子育てを経験してきた5歳までの子どもさんを見ても、
「今が一番かわいいわよ!」とはどうしても思えないのです。

だって、息子の「今、まさに今」が本当にかわいいから(笑)

私自身のことだけを言うと、息子が赤ちゃんの頃より、言葉を交わして、共に笑って、向かいに座って食事ができる今のほうが、息子のことをそのまんま、かわいいと思えます。
(これはもちろん、人それぞれだと思いますが)

この差は何なのか^^;

一つには、「思い出す過去の対象が、成人しているかどうか」があるかなと思います。
さすがの私も、20歳、30歳になった息子を前に、「今、がかわいい」とは多分思えないと思うのです(苦笑)

子育てが終わった後には、その子育てを懐かしむ「余裕」ができる。
けれども、今まさにしている子育ての最中には、やっぱりそんな余裕はありません。

おまけに、“かわいい”と、“大変”は別なもの。

だから、小さなお子さんを育てるお母さん、

「今が一番いいときね」
「大変だけど、かわいいのは今よ!」

そんな、人生の大先輩の言葉に出会ったら…。

「私は今の我が子を、大変な中でかわいいと思う時もあります。
でも、これからの我が子のことも、きっとかわいいと思うと思います」

そんな風に、心の中で思ってみてはいかがでしょうか?


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