更年期障害

辛い更年期障害の症状を軽くする5つの方法とは?

閉経が近づいてくると、ほてりや急な発汗など更年期障害と言われる症状が現れることがあります。個人差があるものの、辛い症状であることに違いはない更年期障害。どうすれば乗り切ることができるのか、看護師さんたちからのアドバイスです。

更年期障害についての相談:「更年期障害の症状を少しでも楽にする方法は?」

いわゆるプレ更年期にさしかかっており、最近はほてりが酷く、夜中に急に身体がカーッと熱くなり目が覚めては急激に身体が冷えるといったことを繰り返しています。今後更に諸症状が出てくると思うのですが、漢方などで更年期の症状を軽くする効果のあるものや、食生活で気をつけることなどがあれば知りたいです。更年期を少しでも軽く快適に過ごすために、何かアドバイスをお願いします。(40代・女性)

ホルモンバランスの乱れで起こる

更年期障害は、ホルモンバランスの乱れが原因で自律神経の調整が上手くいかず、身体に様々な不調が現れます。人によっては症状が強く出ることもあるので、辛い時は婦人科を受診するとよいでしょう。

閉経が近づくと女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が減少し、身体のホルモンバランスが乱れます。そうすると自律神経の調節が上手くできず、ほてり・のぼせ・冷えなどの不調が出ますが、このような症状を更年期障害と呼びます。(内科看護師)
生理不順や不正出血があったり、閉経すると更年期の症状が強くなります。症状がひどい場合はホルモン療法もあるので、無理をせず早めに婦人科を受診するとよいでしょう。(婦人科看護師)

更年期の症状を軽くする方法

更年期の症状を緩和させるためにどのようなことに注意すればよいのか、以下のアドバイスを是非参考にしてみてください。

1.ホルモン療法
病院で一般的に行われる治療ですが、乳がん(乳癌)の発生率を高めるため、乳がん(乳癌)の既往のある方は注意が必要です。(内科看護師)
2.漢方薬
症状に合わせ様々な漢方が使用されるため、お試しの際は漢方医または漢方薬専門店でアドバイスを受けてから服用するとよいでしょう。(内科看護師)
漢方薬は、冷えや疲れ、のぼせなど症状によって種類がありますし、体質によって効果に差があるので、市販のものより主治医に処方してもらった方がよいでしょう。(婦人科看護師)
3.適度な運動
軽い運動は代謝を良くしホルモン分泌が刺激され、ほてりや不眠などの自律神経失調症の症状や、抑うつ状態などの精神神経症が改善されると言われています。スイミングや散歩など継続できる運動を行いましょう。(内科看護師)
4.ストレスの軽減
過労やストレスが更年期障害を悪化させる可能性があるので、趣味やマッサージなどでリラックスしましょう。(内科看護師)
5.大豆イソフラボンの摂取
大豆に含まれる大豆イソフラボンが、体内でエストロゲンと似たような働きをすると考えられ、更年期障害に効果的と言われています。また悪玉コレステロールを減らしたり骨密度の減少を防ぐ効果もあり、1日あたり40~50mgのイソフラボンを摂取することが理想的で、豆乳コップ1杯(200ml)約49.6mg、納豆1パック(50g)約36.8mg、大豆の水煮(50g)約36.1mgのイソフラボンが含まれています。 (内科看護師)

更年期障害の緩和のためには、食事や運動に気を配りストレスをためないようにすることも大切です。症状がひどくなる場合は、我慢せずに婦人科を受診しましょう。


2015/07/17

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