インフルエンザ

家族がインフルエンザにかかった時の対処法とは?

毎年冬になると流行するインフルエンザですが、感染すると高熱や全身の倦怠感など辛い症状を伴います。家族がインフルエンザにかかったら、家庭内で感染を防ぐためにはどうすればよいのか看護師さんたちに聞いてみました。

ママからの相談:「家族がインフルエンザに!家庭内感染を防ぐためには?」

インフルエンザにかかったら、感染した人にはなるべく近づかないというのが原則ですが、同じ家に住んでいると、そうもいきません。家族がインフルエンザにかかった場合、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。(30代・女性)

最も注意が必要なのは、発症後3日間

家庭内感染を防ぐ対策として、共用部分の消毒などがあります。インフルエンザは発症3日間が最も感染力が強く、この間は極力接触を控えた方がよいようですが、お子さんに寂しい思いをさせないための気遣いも大切です。

ウイルスの潜伏期間は約1週間ですが、発症後3日間が最も感染しやすいです。飛沫感染と接触感染でウイルスが感染するので、少なくともその間、寝室は別にしておしゃべりも控えた方がよいでしょう。隔離されて家族との接触がなくなれば、無性に寂しかったりばい菌扱いされた気分になるので、精神的なフォローも忘れないでください。(呼吸器科看護師)
インフルエンザにかかってしまった家族と、まったく接してはいけないわけではありません。寝室を別にしても、食事を届けたり、着替えを届けたりしても大丈夫です。ただし、その時は必ずマスクを着用して、接触した後にはすぐに厳重な手洗いとうがいを実施するようにしてください。(呼吸器科看護師)
ドアノブや水道など共用部分は除菌スプレーで消毒しましょう。食器やタオルなどの共有も避け、鼻をかんだティッシュはビニール袋に捨ててビニールの口を締めておきましょう。(呼吸器科看護師)

インフルエンザの予防と対策

インフルエンザの予防と対策について、以下のようにアドバイスをいただきました。

1.飛沫感染
感染者の咳やくしゃみから放出されたウイルスを吸い込むことで感染します。感染者から1~1.5mの距離なら、直接インフルエンザウイルスが人の呼吸器に侵入します。

2.接触感染
感染者が触った電話やドアノブ、交通機関のつり革などにウイルスが存在し、それらを触った手で目・鼻・口などに触れると粘膜からウイルスが侵入します。(内科看護師)
乾燥した場所では空気中に飛び散ったウイルスが長時間滞在するため、部屋の湿度は50~60%に保ちましょう。(内科看護師)
天気のよい昼間は窓をあけ部屋全体を換気して、濡れタオルをかけたり、大きめの観葉植物を置くなどして適度な湿度を保ちましょう。加湿器使用の際は、機械の中にカビが発生しないように注意してください。(呼吸器科看護師)

感染力の強い発症後3日間に注意し、共用部分は除菌スプレーなどを使うとよいようです。免疫力を下げないよう、日頃から食事や睡眠などの生活習慣にも気を配るようにしてください。


2015/12/01

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