おねしょ

小学1年の子どもが頻繁におねしょ…どう対処すべき?

おねしょは、失敗してしまった本人も落ち込みますし、親もがっかりした気持ちになり、汚れた寝具の掃除など負担も生じます。子どものおねしょに悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「対策しても子どもがおねしょしてしまいます。受診すべきでしょうか?」

小学1年生の子どもが、夜のおむつが取れず心配です。毎日ではありませんが、寝る前の水分調節とトイレを済ませても入眠1時間でおねしょしている状態です。トレーニングも試しましたが、夜中に何度も取り替えるので子どもも寝不足から不機嫌になったりしたため、結局おむつで寝かせています。もともとトイレが近い方なので尿をためておく機能が未熟なのかと思ってはいますが、一度受診した方がよいのでしょうか。(30代・女性)

おねしょの原因は尿量のコントロール不足

腎臓などの機能が未発達である、ホルモンのバランスが悪いなどの理由で、尿量がコントロールできないことがおねしょの原因であると教えてくれました。

小さいお子さんは、膀胱や腎臓の機能が未熟なこと、膀胱の容量が少ないことで、長時間おしっこをためられません。また、寝る前に排尿しても残尿がある場合や、夕方以降の水分を調節しても夜間の排尿が多い子もいます。尿量のコントロールをしている抗利尿ホルモンは、成長と共に夜間の分泌量が増え、寝ている間の尿の生成を抑えます。夜尿症の原因は、自律神経と抗利尿ホルモンのバランスが悪いことがほとんどです。(精神科看護師)

プレッシャーは逆効果

おねしょをしてしまったことを怒ったりプレッシャーを与えると、ストレスになり逆効果です。子どもが安心して眠れる環境を整えてあげましょう。

対策として、怒らない、焦らない、夜中に起こさないが基本です。おねしょをして怒ったり「もう小学生なのに」とプレッシャーを与えると、ストレスになり逆効果です。また、夜中に起こすと抗利尿ホルモンの分泌が低下するので、無理に起こしてシーツを取り替えたりするのは避けてください。トレーニングパンツをはかせて防水シートをひき「おねしょしても大丈夫だからね」と、お子さんが朝まで安心して眠れるようにしてください。(精神科看護師)
夕方以降は塩分も控え、夜間は身体が冷えないようにしてください。おねしょしなかった時は大いに褒めてください。(精神科看護師)

おねしょが続く場合は、受診の検討を

6~7歳以降もおねしょが続く場合は、受診したほうが良いようです。目安についてもアドバイスがありました。

水分をコントロールしても夜間の尿量が多い場合や、週の半分はおねしょする場合は、身体的機能に問題があることもあるので、病院を受診してください。(精神科看護師)
一般的には、6~7歳になっても夜尿がつづく場合は、生活指導やお薬による治療などをした方がよいと言われています。小児科での相談を検討したほうがよいかもしれません。(一般内科看護師)

寝る前の水分調整を行い、防水シーツなどで安心して眠れる環境を整えてあげましょう。怒るのは逆効果です。夜尿の回数が多い場合などは、受診を検討するとよいでしょう。


2015/07/17

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