添い乳

添い乳しないと寝てくれない…悪影響がないか心配

添い乳は多くのママが寝かしつけに取り入れています。自身も添い乳を行っているママから、添い乳の影響について相談がありました。看護師さんたちはどのように答えているでしょうか。

ママからの相談:「添い乳の影響やそれに対する対策と、添い乳なしで寝かせる方法を教えてください」

生まれた時から添い乳をしています。最初は夜泣きする時だけ添い乳をしていましたが、6カ月くらいからは添い乳しないと夜に寝てくれない状態です。せっかく用意した赤ちゃん用の布団も使わず、毎晩私の横でおっぱいをくわえたまま眠っています。歯並びなど、添い乳に何か悪い影響がないか心配です。また、添い乳は卒乳に苦労するとも聞きました。少しずつでも自分で寝られるように、今からできる対策を知りたいです。(20代・女性)

添い乳には、メリットとデメリットがあります

添い乳のメリットとデメリットについて、理由も交えて教えてくれました。

添い乳には、お母さんの身体の負担が少なく、すぐに授乳できるという利点があります。添い寝は赤ちゃんが目覚めた時の不安を減少する効果があり、夜泣きを防いだり、授乳のタイミグが把握しやすいと言われています。一方で、添い寝をしたために、お母さんの腕や身体で赤ちゃんを圧迫し、窒息させる事故も起きています。卒乳には個人差があり、卒乳の遅れは添い乳が原因とは限らないようです。(産科・婦人科看護師)
添い乳だと吸い付き方が十分でなく、たくさん飲むことができません。また半分寝ながら口を動かすので熟睡できず、お腹もいっぱいになっていないので、眠りが浅くなり目覚めるまでの時間が短くなってしまいます。添い乳をするとゲップをせずに寝ることが多く、そのため吐きやすかったり、お腹が苦しくて目が覚めるので睡眠の妨げにもなります。(一般内科看護師)
仰向けに近い状態での添い乳は耳管におっぱいが流れやすく、それが中耳炎の原因になることもあります。離乳食が始まり歯に磨き残しある状態では、添い乳すると菌が繁殖しやすく虫歯になりやすくなります。(一般内科看護師)

距離を取って添い寝して

窒息事故や、歯並びへの影響を避ける添い乳の仕方についてアドバイスがありました。

お母さんも寝ている時に無意識で寝返りをし、赤ちゃんに覆いかぶさることもあるので、添い寝をする場合は、ぴったりと寄り添うのではなく、クッションや枕で少し距離をあけて眠るといいでしょう。添い乳後、横向きのまま寝ることで、頭の重さが下の歯に圧力をかけるため、歯並びに影響するといわれています。対策として、両方のおっぱいからあげるようにして、お子さんが寝ついたら顔の向きを変えてください。(産科・婦人科看護師)

母乳をしっかり飲んで寝かせて

添い乳に頼らずに寝かせる場合のポイントを教えてくれました。

赤ちゃんを上手に寝かせるには、抱っこ授乳でたっぷり母乳を飲ませて、しっかりゲップさせ、歯磨きをしてから添い乳なしで寝かせましょう。しっかり母乳を飲んで満足した赤ちゃんはよく寝てくれるものです。(一般内科看護師)

添い乳のメリットとデメリットを把握して、安全な添い乳を行うように気をつけましょう。満足するまで母乳を飲めば、添い乳なしでもよく寝るようです。


2015/07/19

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