腹痛

食事の度に腹痛を訴える5歳児、原因は何?

子どもはちょっとしたことでも体調を崩しやすく「お腹が痛い」と言うことも少なくありません。5歳のお子さんが食事の度に腹痛を訴えますが、特に思い当たることもなく困るママに対し、看護師さんたちのアドバイスとは。

ママからの相談:「食後の腹痛。特に下痢や嘔吐はないのですが…」

5歳の息子は、最近食事の後にお腹が痛いと言うことが増えてきました。悪い物や何か特定の物を食べたわけでもなく、下痢や嘔吐や酷い痛みはないものの本人は違和感があるようです。胃腸の弱い子ではないと思うのですが、調理法を変えたりゆっくりよく噛んで食べることで改善できるものなのか、アドバイスをいただきたいです。(30代・女性)

子どもの様子をじっくり観察

体調不良や何か嫌なことがあると「お腹が痛い」と表現する子どもは少なくないようです。本当にお腹が痛いのか、他に具合が悪い所はないか子どもの様子をよく観察しましょう。また便秘が原因で腹痛を起こすことも多いので、便の様子も確認してください。

小さい子どもは体調が悪いと何でも「お腹が痛い」と訴えることがあります。本当にお腹が痛いのか、お子さんの様子をよく観察してください。すぐに痛みが治まり元気にしているなら心配ないですが、元気がない・激しい痛みを訴える・食事が進まないようなら、一度病院を受診した方がよいでしょう。(産科看護師)
体調に心当たりがなければ、食事にお子さんの嫌いな物が入っているということはないでしょうか?嫌いな物を食べたくなくて訴えているのかもしれませんし、何か気に入らないことがあるのかもしれません。(産科看護師)
小さい子どもの腹痛の訴えは便秘によるものが多く、腹痛を訴え病院に担ぎ込まれても浣腸をしたらケロっと元気になるケースもあります。お腹が張ったり硬くなっていないかチェックしてみて、便秘気味なら水分を多めに摂り、繊維質を含む物や果物や乳製品を摂るよう心がけてください。(産科看護師)

心因性の腹痛やアレルギー症状の場合も

反復性臍仙痛といって、ストレスや心配事など心因的なことが原因で起こる腹痛もあり、子どもによくみられます。また、まれではありますがアレルギー症状の場合もあるので、続くようなら病院の受診を検討するとよいかもしれません。

幼児期から学童期によくみられる腹痛に、反復性臍仙痛という疾患があります。おへその周りの痛みを訴えて、しばらく痛がりますが、その後はケロっとしており、時々繰り返して痛みを訴えます。この場合は心因的なものと思われ、ストレスの原因を取り除きリラックスさせることが大切です。腹痛を訴えたらお腹をさすって「大丈夫、すぐ治るよ」と甘えさせてあげてください。(産科看護師)
元々お腹が敏感なお子さんで、普通の子どもでは感じないような刺激でもお腹が反応してしまうのかもしれません。あと、まれですが、咳や呼吸困難といった症状が無くてもアレルギーを起こしている子もいます。いずれにせよ食事の度に痛がるようなら、一度病院を受診してはいかがでしょうか。また排便や排尿時、色や内容に変わりがないかもその都度確認してあげてください。(内科看護師)

まだ小さい子どもは体調不調を上手く伝えられず、何でもお腹が痛いと言ってしまうことがあるようです。その他にも何かストレスになっていることはないかなど、再度お子さんをよく観察してみてください。


2015/07/21

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事の監修/執筆

専門家監修記事(Q&Aコメント)