乗り物酔い

子どものひどい乗り物酔い…よい対策を教えて下さい!

車やバスに弱くて乗ると吐いてしまう・・・乗り物酔いはほんとに辛いですよね。家の車では大丈夫でも、バスや他人が運転する車に乗ると酔ってしまうという人も多いのではないでしょうか?お子さんの乗り物酔いがひどく、近々行われる学校行事のバス旅行が心配な様子ですが、乗り物酔いを緩和させる方法はあるのかどうか、医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」で、看護師さんたちはどの様に言っているのでしょうか。

子供の乗り物酔いに悩むママからの相談:「子供がバスや車に酔うのですが、乗り物酔いを軽減させる方法などありますか?」

現在小学6年生のお子さんのママですが、学校行事でバスに乗って出かける予定があり、乗り物酔いが酷いお子さんのことを心配しています。家の車とは違い、運転の速度や揺れなどの調整ができないため酔いやすく、酔止め薬を飲んでも効かないこともあるようです。少しでも乗り物酔いを軽くするためには、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?

小学校6年生の子供がいますが、小さい頃から車に酔いやすく、特にバスなどに乗ると酔って吐いたりすることが多いです。うちの車で移動するときは、なるべく揺れのないような運転をしたり途中で休憩を入れたりして気を付けてあげることができますが、学校のバス旅行の時が困ります。酔い止めの薬は服用させていますが、これまでにも何度かひどい車酔いをして帰ってきました。小学校最後のバス旅行は1泊の旅です。どうにか酔わずに楽しい思い出を作ってほしいと思いますが、酔わないために本人ができることを教えてください。(40代・女性)

睡眠不足や空腹・ストレス・・・色々なことが乗り物酔いを誘発しますので、対策を万全に!

乗り物酔いをしやすい人は、ちょっとしたことが原因で「酔う」引き金になってしまいます。バスなどに長時間乗る予定がある時は、数日前から体調を整えて精神的にもリラックスできるような準備が必要だと、看護師さんたちは説明しています。

バスの乗車の際は、前方・窓側の席に座らせてもらいましょう。前に座ることで視界とバスの動きが統一されるため酔いにくいと言われています。そしてバスの中はどうしても空気がよどむので、窓を少し開けて外の新鮮な空気を吸うことも大切です。(小児科看護師)
乗り物酔いの緩和のため、お子さんでもできることを下記に挙げてみましたので参考にしてみて下さい。
・窓を開けて新鮮な空気を吸う(休憩時間はバスを降りて深呼吸する)
・遠くの景色を見る(流れる景色のスピードに眼球がついて行けず脳が混乱するので、近くは見ない)
・前日しっかり眠り睡眠不足を避ける
・乗車前の空腹や満腹を避ける(みかんなど消化の悪い物は吐き気を誘発するのでバスを降りるまでは避ける事)
・先生に話して座席を工夫してもらう。
・酔い止めの薬は病院を受診して処方してもらう。
・どうしてもしんどい時は目をつぶり仮眠をとる。
・万が一に備えてすぐに届くところにエチケット袋を用意しておく。
(耳鼻咽喉科看護師)
乗り物酔いの対策として、運転手さんと同じ顔の向きで同じように揺れる事、というのがあります。そして、前列に座り視界を狭くしないのも重要です。暑いと酔うのでクーラーの近くに座ったり、私の場合ミント系のガムを噛むと少し楽になりましたよ!(看護師)

乗り物酔いに効くツボを刺激してみるといいかも!

私たちの身体には無数のツボが点在していて、様々な症状に効果があると言われています。その中でも小学6年生のお子さんでも簡単にできるツボ押しをご紹介しますので、一度試してみてはどうでしょうか?

手の平の中心に「手心(しゅしん)」というツボがあり、手のひら側の手首の小指寄りには「神門(しんもん)」というツボがあります。このツボは、反対側の手の親指で、約10回程度軽く刺激しましょう。 また、内側のくるぶしから指4本分上に「三陰交(さんいんこう)」というツボがあり、うなじの中央の髪の生え際から指1本分上のくぼみの更に左右に指3本分ずらした位置には「天柱(てんちゅう)」というツボがあります。これらのツボは、親指などで適宜押しましょう。効果は個人差がありますが、「乗り物酔いに効果があるツボだよ」と教えてあげることで、安心感を与えることができるかもしれません(看護師)

乗り物酔いは精神的な要素も関係が!「酔うかも・・・」とあまり心配しすぎるのはNG!

乗り物酔いは気の持ちようだとの考え方もあるようですが、確かにあまりひどく気にしすぎるのは、症状を悪化させてしまうこともあるようです。「心配しなくても大丈夫。吐いてもいいよ」とお子さんに声掛けをしてあげ、気持ちを楽に持たせる工夫をしてみるといいでしょう。

酔うことを心配しすぎると却って意識してしまうので「吐いてもいいのよ!」と安心する言葉掛けをしてあげ、楽しみなことに意識を向けて気をそらす事ができるといいですね。可能であれば、飴やガムを持たせて「酔わないおまじないをかけたから、気持ち悪くなったら食べるのよ」と暗示をかけるのも有効かもしれません。(小児科看護師)
案外、修学旅行ということで緊張して酔わない子の方が多かったりしますよ。お子さんにも「大丈夫よ!」と暗示(?!)をかけてあげてください。(看護師)

乗り物酔いがひどいと、楽しいはずの旅行も何となく気分が乗らないかもしれませんね。看護師さんたちがアドバイスして下さっているように、前日は早めに寝て睡眠を十分に取る・精神的なプレッシャーを楽にするなどの対策をして、当日に備えて下さい。 小学校最後の旅行、楽しい思い出になればいいですね!


2014/09/03

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