女性の病気

2015/07/17

育児中は勘違いしやすい?乳房の痛みと乳がんについて

この記事の監修/執筆

Navigene編集部

育児中は勘違いしやすい?乳房の痛みと乳がんについて

みなさんは、今までに乳房に痛みを感じたことがありますか?乳房に痛みを感じると、真っ先に『もしかして乳がん?』と思う方も多いことでしょう。果たして乳房の痛みは、乳がんの初期症状としてよくあることなのでしょうか。

乳がんの初期症状に痛みを伴うことは稀だが・・

実は、一般的に乳がんの初期症状として痛みはあまり感じられないと言われています。

しかし、炎症性乳がんの場合には強い痛みや腫れを伴って、それがなかなか治まらないようです。

炎症性乳がんでは、すでにリンパ管までがんが進行してリンパの流れがさえぎられてしまっているために強い痛みを感じるのです。

乳がん全体に対して約1%程度という珍しい種類のがんですが、日常生活に支障をきたす程の強い痛みが続くようであれば、炎症性乳がんの可能性がぐんと高まります。

育児中だと乳腺炎の可能性も

痛みを感じる場合は、乳がんよりもむしろ乳腺炎の可能性が高いでしょう。

乳腺炎は、授乳中の20%~30%の母親に起こると言われていて、初期症状の特徴のひとつに乳房の痛みや赤みがあります。

原因は乳腺に母乳がたまりすぎて詰まってしまうことによって起こる場合と、授乳によって裂けた乳首から細菌が入ったことにより乳腺が炎症を起こす場合があります。

乳腺炎は短時間で症状が進行することもあるので我慢をせずに、普段とは違う痛みを感じたら、できるだけ早めに医師や助産師に相談することをおすすめします。

そして乳腺炎と診断されると、鎮痛剤と抗生物質が処方されます。

これまでのリズム通りの授乳を続けるためにも、処方される薬の種類に配慮してもらえるようお願いしてみると良いでしょう。

乳房に痛みを感じるととても不安になりますが、このように痛いという自覚症状がある場合は、乳がんの可能性は低く、もっとほかの病気の可能性も考えられるということがわかりましたね。

そのため、過度に不安になりすぎずに早めに病院に行って気がかりな症状を解消しましょう。


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