発疹

2016/10/15

子どもが突発性発疹に!原因と症状・治療について

この記事の監修/執筆

ファストドクター副代表 救急科専門医名倉 義人

子どもが突発性発疹に!原因と症状・治療について

1. 子どもが突発性発疹に!原因と症状・治療について

初めての子供のお熱。びっくりしてしまいますね?しかし、心配のいらない発熱も多いものです。今回はその中でも突発性発疹についてご紹介します。初めての発熱がこの病という子供が多くいますので、パパ、ママは知っておくと安心でしょう。

2. 突発性発疹の症状と原因

突発性発疹は生後6ヶ月〜12ヶ月の子供に多い病で、初めての高熱がこの病ということが大半を占める病になります。子供の初めてのお熱なので、パパやママは慌ててしまうことがありますが、突発性発疹は心配の少ない病です。初めて発熱したら慌てずに対処してみてください。

突発性発疹の原因はヒトヘルぺスウイルス6型と呼ばれるウイルスでそれ程感染力は強くありません。しかし、発症すると、38度以上の高熱を出すことが殆どで子供の機嫌も悪くなるため、パパ、ママは心配になる病です。

殆どの場合は、38度以上の高熱が2〜3日続いた後、急に37度台の平熱に戻り、同時にお腹や背中に赤い発疹が現れるというものです。稀なケースとして、高熱が出ずに微熱が発生した後に発疹だけ出ることもありますので、微熱の後に発疹が出た場合でも突発性発疹の可能性があることを覚えておくと良いでしょう。

また、突発性発疹の場合、高熱の割には子供の機嫌が良いことが特徴で、食欲も変わらず食べられることが多いです。但し高熱が下がり、発疹が見られると痒がる子供もいますし、子供がぐずって機嫌が悪くなる場合もあります。

3. 突発性発疹の疑いがある場合には?

突発性発疹の診断は、熱が下がって発疹が出てからでないと明確な診断はつきません。

そのため、突発性発疹の場合には、発熱して発疹がでるまでは、風邪と診断されることが多くあります。発熱したらひとまず小児科を受診してみましょう。子供の機嫌が悪くなく1歳未満の子供の場合には、経過観察という診断が下される場合もありますが、2日〜3日経過して発疹が現れた場合には再度受診してみてください。そこで、他の症状が見られない場合には突発性発疹の診断が下されます。

突発性発疹と診断された場合には、水分補給と安静が必要になります。子供が元気だからと言って連れ歩いたりするのは症状を悪化させる可能性があるので控えるべき行動です。大半の子供は1歳までにかかる病と言われていますが、1歳を過ぎてかかることもありますので、パパ、ママは勝手な診断をせずに、病院に掛かることをオススメします。

突発性発疹に対する特効薬はありませんが、予後良好な病気なので治療は対症療法の実施で特に問題になることはありません。人から人へ移る病気ではありますが、感染力が弱いと考えられており、それほど予防が重要視される病気ではありません。1度かかると再発の低い病ということも特徴です。

きちんと診断を受けておくとその後の発熱の診断にも役立ちますし、安心できます。子供の初めてのお熱に慌てないために、突発性発疹の症状と対応を覚えておいてください。急な発熱でも慌てずに判断しましょう。

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