風疹

2015/07/23

子どもの風疹(三日ばしか)の症状や原因・予防法とは?

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子どもの風疹(三日ばしか)の症状や原因・予防法とは?

1. 子どもの風疹(三日ばしか)の症状や原因・予防法とは?

「三日はしか」とも呼ばれる風疹は、その名のとおりはしかと症状が似ています。しかし、はしかとは全くの別物。風疹(三日ばしか)の症状や原因、予防法について正しい知識をもち、我が子を風疹(三日ばしか)から守りましょう。

2. 風疹(三日ばしか)とはどのような病気なのか?

風疹は「三日ばしか」ともいわれる、ウイルス性疾患です。妊娠時に発症すると、胎児に感染するケースがあるので、発症した際には感染を広げない努力も必要です。はしかに似た症状が現れますが、はしかほど重症ではありません。

3. 風疹(三日ばしか)にかかるとどのような症状が現れる?

風疹(三日ばしか)は14日~21日の潜伏期間の後、およそ感染者の半数の割合で37~38度程度の発熱が起こります。また、薄い紅色の発疹や、耳や首の下のリンパ腺の腫れといった症状が出るケースもあります。感染者すべてにこのような症状が出るわけではなく、全体の30~50%は特徴的な症状が見られない不顕性感染です。 風疹は、三日ばしかとも呼ばれていますが、必ず3日で治まるわけではありません。特に成人が風疹にかかると、3日以上長引くことも多くあるので自己判断は禁物です。

合併症としては、成人では関節炎(5〜30%程度)、小児では血小板減少性紫斑病(1/3,000〜5,000人)、急性脳炎(1/4,000〜6,000人)を発症することがあります。また回復期に脳炎を引き起こすこともあるため、注意が必要です。

風疹は、一度感染すると一生免疫が続くといわれています。ワクチンも有効で、風疹ワクチンを1回接種した人に免疫ができる割合は95~99%。2回の接種でより高い効果が得られます。

4. 風疹(三日ばしか)の原因は?

風疹(三日ばしか)の原因は風疹ウイルスです。風疹ウイルスはくしゃみや咳、痰、唾液などによる飛沫感染や接触感染によって広まるウイルスです。春から初夏にかけて流行しやすいといわれており、ヒトからヒトにしか感染しません。

5. 子どもを風疹(三日ばしか)から守るためにママができることは?

風疹(三日ばしか)を予防するには、風疹弱毒生ワクチンを使った予防接種を受けることが有効です。麻疹・風疹混合ワクチンとして接種するよう設定されており、1歳児と小学校入学前1年間の2回接種するようになっています。2回接種するのは、免疫を強め、成人後に感染しないようにするためなので、必ず受けましょう。

6. 子どもが風疹(三日ばしか)を発症してしまったら

風疹ウイルスを直接やっつける特効薬はありません。そのため、発症してしまったら、その時の子どもの症状に応じたケアを行ってください。

例えば、高熱の場合は、水分補給を心掛け、脱水症状を防ぎます。発疹が出ている場合は、かゆがって掻いてしまうかもしれません。あまり掻きすぎると、そこから炎症や感染を起こしたりすることもあるため、冷たいタオルなどで患部を冷やすなど、かゆみを軽減してあげるとよいでしょう。学校保健法で「発疹が消失するまでは出席停止」とされていますので、発疹が消えるまでは、自宅で静かに過ごすようにしましょう。


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