草木かぶれ

2015/07/23

子どもの草木かぶれの原因と症状、家庭でできる治療法について

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子どもの草木かぶれの原因と症状、家庭でできる治療法について

キャンプやハイキングなど、夏には戸外へ出かけることが増えますが、露出の多い夏は草木かぶれなどのトラブルも多くなります。子どもの草木かぶれは、どんな植物が原因でどんな症状になるのか、また、どんな治療をしたらいいのかまとめてみました。

草木かぶれの原因は?

草木かぶれとは、その名の通り、草木に触れたりして皮膚に炎症を起こすことです。暖かい季節になると薄着になって遊ぶため、いろいろな植物に接触して、かゆみや痛み、腫れなどの症状が出ることがあります。

草木かぶれは、植物に接触することによってかぶれたり、植物の汁でかぶれたり、植物のとげによってかぶれたり、と様々なことをきっかけに発症します。

草木かぶれというと、すぐに思い起こされるのはウルシです。ほかにも、ハゼノキ、ヤマハゼ、ツタウルシ、ヤマウルシなどウルシ科の植物がかぶれの原因となります。1枚の葉の軸に複数の小さな葉が付いている羽状複葉の植物が草木かぶれの原因と成り得るため、山などに行くときはその葉の形状を頭に入れて回避するようにしましょう。

草木かぶれの症状

アレルギー成分を含むウルシに触れてかぶれたときの症状は、皮膚が赤くなり、激しい痛みを伴う発疹や水泡です。アレルギーが強い人は近くを通っただけで発症することもあります。

また、ハゼも同じように樹液にアレルギー成分を含んでいます。症状もウルシの場合と似ていて、皮膚が赤くなったり、痛みを伴う発疹や水泡が出ます。

ほかにも、意外に思われるかもしれませんが、ギンナンの実に含まれる汁によって赤く腫れたり、水泡ができたりします。また、イラクサには葉と茎に細かい棘があり、それらに触ると炎症を起こすことがあります。

家庭でできる草木かぶれの治療法

まず、草木に触れたためにかぶれた場合は、早急に流水で洗い流します。その後は炎症を抑えるためにステロイド系軟膏を塗り、かゆみがあるときには抗ヒスタミン剤成分含有の軟膏を塗ってください。また、かゆいからと掻いてしまうと炎症が広がることになるので、かゆみを抑えるために患部を冷すことも効果的です。

目に見えるとげが刺さった場合は、とげを抜いて、傷口をきれいに洗い流した後、ステロイド系軟膏を塗っておきましょう。とげが深く刺さってしまい化膿してしまった時には早めに小児科や皮膚科を受診してください。

予防としては、野山など草木の多く繁った場所に行くときは、肌の露出を抑え、肌を守るようにしましょう。虫刺されの薬でも応急処置ができるので携行することをおすすめします。


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