発達障がい

こだわりが異常に強い6歳の息子…発達障害の疑いあり?

6歳の息子が物事に対する強いこだわりがあり、何が何でも自分の意思を通そうとすることで悩んでいるママに対して、看護師さんたちは何とアドバイスしているのでしょうか。

ママからの相談:「6歳の息子のこだわりが強すぎる」

6歳の男の子ですが、自分の興味のあることに非常に強いこだわりを持っていて、自分が今やりたい!と思うと、どうしてもやらずにいられない性格です。泣いて暴れるなどということはしないのですが、その場の雰囲気や順番なども我慢できず、とにかくしつこく何が何でも自分の意思が通るまで、そのことを言い続けるのです。これは単なるわがままなのか、心の病気なのかわからなくて、不安になります。(30代・女性)

アスペルガーなどの発達障害の可能性も

こだわりだけでは発達障害とはいえませんが、ほかにも当てはまる症状がある場合、アスペルガー症候群や自閉症などの発達障害である可能性も無視できないようです。

一つのことにこだわる以外に、周りの状況が理解できない、自分の感情で突発的に行動する、コミュニケーションがとれない、ルールが守れない、落ち着きがない、話す時に視線を合わせないなどの症状があれば、発達障害(アスペルガー症候群)が疑われます。(産科看護師)
アスペルガー症候群は基本的に学習面、運動面の発達においては問題が見られません。言葉も流暢に話せますが、相手の気持ちを理解したり、何を求められているか察することが困難です。また自分が決めたことに固執し、それをしなければ気が済みません。(内科看護師)
自閉症の子どもには、同じ遊びや行動にこだわる特徴があります。遊びに限らず、他の子どもが興味を示さない、看板や文字の表示、マークやラベルにも興味を示したり、同じ服を着たがったり、同じ道を通りたがったり、興味の対象が狭いのが特徴です。本人にしかわからないこだわりを示し、少しでも自分のこだわりが乱されると、パニックを起こしますから、泣いて暴れることがないのでしたら、自閉症の可能性はないと思われます。(産科看護師)

こだわりの強い性格は長所にもなり得る

強い意志を持って、やりたいことを最後までやり通すという性格は、すぐれた特質でもあります。子どもが飽きっぽく、すぐに投げ出すことで悩んでいる親もいます。長所ととらえて焦らずに観察し、それでも気になるようであれば専門家に相談してみるのもよいかもしれません。

こだわりがあることは、自我の芽生えでもありますし、本人の才能を伸ばす機会でもあります。大人でも、好きな食べ方、洋服の好みにも、こだわりがあると思います。自分がやりたいことをやりとげるのは、中途半端に投げ出すよりよい傾向と思われます。これまでの健診で、発達について医師から指摘されることがなかったのでしたら、気にしなくてもいいと思いますが、心配でしたら、小児科や発達障害センターを受診してください。(産科看護師)

強すぎるこだわりは、もしかしたらアスペルガーなどの発達障害のサインの一つである可能性もあります。とはいえ、強い意志を持ってやり遂げるという長所にもなり得ることを踏まえて観察し、心配であれば専門家に相談することも検討してみるとよいでしょう。


2015/07/28

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