小食

2015/07/29

食べる量が周りの子よりも少ないけれど大丈夫?

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専門家監修記事(Q&Aコメント)

食べる量が周りの子よりも少ないけれど大丈夫?

ほかの子と比べて少食だと、栄養が足りているのか、健康を害したり成長が遅れたりしないかと心配になるものです。そんなお母さんの悩みに対して、看護師さんたちはなんとアドバイスしているのでしょうか。

ママからの相談:「子どもが少食で心配です」

子どもが周りのお子さんよりも少食なことが気になっています。お弁当を残して帰ってくることがあったり、ほかの子と一緒に食事をしても、自分の子どもだけ食べる量が少なかったり残したりすることがあります。背もあまり大きくはなく、細身ですが、病弱だったり、元気がないということは全くありません。食べる量が少ないことは健康や成長に影響するでしょうか。(30代・女性)

健診で指摘されなければ、心配しすぎる必要なし

健診で成長の遅れが指摘されている場合は、お薬などの治療も行いますが、そうでないなら個性の範囲。心配しすぎたり、無理に食べさせたりするのではなく、成長に応じて自然に食欲が増すのを待ちましょう。

お子様の年齢によりますが、現在乳幼児健診や幼稚園の健診では痩せ過ぎたり、小さ過ぎではありませんか?成長に問題がないようであれば、これはお子様の性格や個人差ということになります。もし成長に支障をきたすほど食べないようであれば、小児科で相談し食欲を増すようなお薬が必要かもしれません。しかし大人にも大食いと少食がいるように、子どもにも食に対する好みや習慣があるものです。(内科看護師)
食べないからと心配して、無理に食べさせると逆効果になりますのでおすすめしません。無理に食べさせることで、お子様には「食事は楽しくないもの、苦痛なもの」となってしまうと、より食べなくなる可能性があります。また成長が進むにつれ、運動量が増えます。必要なカロリーも増えますから、自然にもっと食べるようになるはずです。(内科看護師)

少しでも多く栄養を摂れるような工夫を

食事の回数や品数を増やしたり、盛り付けや調理法を工夫することで、食べる量や摂れる栄養を増やすことができます。また食事時の雰囲気も大切です。

1回の量が少ないのでしたら、おやつに焼き芋や茹でたジャガイモ、プリンやアイス、子ども用の栄養価の高いお菓子などをあげてください。(産科看護師)
大変かと思いますが、お子さんが好きなものを中心に、少量ずつ色々なおかずを準備してください。お子様ランチのように盛り付けると、喜んで食べたりします。また、サンドイッチや小さいおにぎりにすると、食べやすいかと思います。チャーハンや炊き込みご飯ですと、おかずまで食べなくても、栄養はとれますし、白米を雑穀米にかえてもいいでしょう。(産科看護師)
楽しい雰囲気で食べることが大切ですから、家族で「おいしいね」と言いながら食べるようにしてください。(産科看護師)
ご家庭でできることとして、いつもより多く食べた時には褒めてあげるようにしましょう。そうすると本人も嬉しくなって、もっと食べようという気持ちになってくれるかもしれませんね。 (内科看護師)

子どもの少食は、成長が正常範囲内なら心配しすぎる必要はないようです。無理に食べさせるのではなく、食事の内容や雰囲気を工夫して、少しでも多く栄養を摂れるようにしてあげるとよいでしょう。


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