体臭

産後1年、きつくなった体臭はもう治らない?

出産前後に、体質の変化に気づくママは少なくありません。出産後、体臭がきつくなってしまったことに悩むママからの相談に、看護師さんたちはどのように答えているのでしょうか?

ママからの相談:「産後しばらくして、出産前よりも体臭がきつくなりました。自然に治りますか?」

産後しばらくして、気がついたら出産する前よりも体臭がきつくなったように感じます。特にワキの臭いが気になります。時間がたてば落ち着くかと思ったのですが、産後1年経過しても変化が見られません。特に気温が高い時期に悩んでおります。出産後に体臭が変化することはよくあることなのでしょうか。産後1年も経過しているので、もう自然に治る可能性はないのでしょうか。(20代・女性)

産後はホルモンの影響で汗の量や質が変化

出産後のホルモン分泌の変化が原因で、体臭がきつくなることは珍しいことではありません。授乳期を終えて体調が整えば、自然に改善されることが多いようです。

産後に体臭がきつくなったと感じる方はたくさんいます。妊娠中は女性ホルモンが盛んに分泌されるため、男性ホルモンが抑制され発汗機能が低下していますが、産後、女性ホルモンの分泌が低下してくると、発汗機能が活発になります。また、ホルモンの変化で体質が変わるのと同じように、汗の質も変わってきます。(産科・婦人科看護師)
授乳期を終えて体調が整ってくれば改善されると考えられますが、もともとワキガの体質だった方は戻らないかもしれません。恥ずかしいことではありませんから、戻らないようでしたら、専門のクリニックを尋ねてみてください。(産科・婦人科看護師)

汗をかいたらこまめに拭きとり、清潔を保つ

汗は放置すると臭うようになります。汗の臭いを抑えるためのポイントや、臭い対策に役立つアイテムについても教えてくれました。

もともと汗は無臭ですが、時間の経過で臭いやシミになります。汗をかいたら下着を取り替えるか、こまめに拭きとるようにしてください。汗を抑えるのではなく、水分を多めにとって軽い運動をして、汗をかくようにしてください。発汗を促すことで汗が循環され、汗の質がよくなります。動物性脂肪や、インスタントなど高カロリーのものは控え、野菜を中心に、低カロリーの食事を心がけてください。(産科・婦人科看護師)
ワキの下やデリケートゾーンは、臭いやすいアポクリン腺という汗腺が多い場所なので、臭い対策には清潔を保つことが大切です。汗は放置することによって、皮膚の雑菌などの影響を受けて臭いを発します。そのため、汗をかいたらすぐに拭くように心がけ、市販の制汗剤やワキの下用のパットを活用するとよいでしょう。身に着ける服も、夏場は水分の吸収が良く、すぐに乾くもので冷感のものがおすすめです。(健康管理科看護師)

産後はホルモンの分泌バランスが変化し、その影響で汗の質が変わり体臭がきつくなることもあるようです。汗を臭わせないためには、清潔と質のよい汗をかくことが大切です。こまめに拭きとったり、抑汗グッズなどを活用するとよいでしょう。


2015/07/31

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