トキソプラズマ感染

妊娠中にペット飼うのは良くないの?トキソプラズマは〇〇の徹底で予防できる?

犬や猫など、ご家庭でペットを飼われているお宅は少なくないようですが、妊娠中にペットを飼うのは良くないの?という疑問を持つ妊婦さんからの相談です。ペットは私たち人間に様々な癒しを与えてくれるのですが、時にはペットを介して細菌などが感染し、病気になってしまうこともあります。中にはお腹の赤ちゃんに悪影響を与える怖い病気もあるようですが、医療やヘルスケアの専門家が回答するQ&Aサイト「なるカラ」で、看護師さんたちはどのように回答しているのでしょうか?

妊婦さんからの相談:「フェレットを飼い始めてから妊娠発覚!妊娠中のペットはあまりよくないと聞きましたが」

現在妊娠9週の妊婦さんですが、フェレットを自宅で買い始めてすぐに妊娠が発覚したそうです。仕方がないとはいえ、妊婦がフェレットと一緒に生活していいのか不安があるようですが、実際はどうなのでしょうか。

現在、妊娠9週の妊婦です。先日、夫が友人からフェレットを貰い受けてきました。妊娠が発覚する前だったので、私も深く考えずに飼う事を了承してしまったのですが、妊婦がフェレットと一緒に生活する事はよくない事なのでしょうか?私自身にアレルギーなどはなく、今のところ問題なく生活は出来ています。(20代・女性)

ペットを介して感染する「トキソプラズマ」。手洗いを徹底することで予防はできます

主に猫に寄生していることが多いトキソプラズマという寄生虫がいますが、猫のフンから人に感染し、お腹の赤ちゃんが流産してしまったり奇形の原因になる可能性もあるようです。ペットの排泄物の処理は使い捨ての手袋を使用する、手洗いを徹底するなどで感染予防は可能だと看護師さんたちは言っています。

主に猫に寄生する「トキソプラズマ」という寄生虫は、排泄物から人に感染すると流産や奇形の原因になると言われています。この病気は、ネコ科に特に多いと言われているのでフェレットは大丈夫かもしれませんが、念のためフェレットの健康診断もかねて、動物病院でトキソプラズマの検査をしてもらったらいかがでしょうか?(看護師)
感染症で代表的なのはトキソプラズマという寄生虫で、加熱が不十分な肉や猫の糞、土などに存在する原虫です。感染予防策として、ペットの糞を直接手で触らないようにして、処理をしたら必ずすぐに手を洗うこと。ガーデニングなどの土いじりの際も同様です。また、汚れた手で目や口のまわりを触らない・肉を切った後のまな板や包丁は綺麗に洗浄する・肉はしっかりと中心まで火を通してから食べる・ペットに口うつしでものをあげないことなども重要です。(看護師)
毎日のゲージ内の掃除で排泄物を片付ける時は、予防的にマスク・使い捨て手袋等を使用した方がいいでしょう。もしくは、妊娠中は旦那さんに掃除をして頂くようにお願いしてみるのもいいかもしれません。(看護師)

妊娠中はアレルギーになりやすいことも!こまめな掃除と換気を忘れずに

相談者の方は、現在特にアレルギーは無いと言っていますが、妊娠するとホルモンバランスの変化からアレルギーになりやすいこともあるようです。ペットのゲージの掃除とお部屋の換気を十分に行ってください。

現在アレルギーはないということですが、妊娠中はホルモンバランスが変わり免疫に影響が出て、アレルギーが増える方もいらっしゃいます。室内でフェレットと生活されて、かゆみや鼻炎等の症状が出ましたら早めに病院を受診して下さい。(看護師)
ペットの毛やフケ、カビやダニやノミなどもアレルギーを引き起こす原因となります。こまめな掃除と換気を十分に行ってください。定期的にシャンプーやブラッシングをしたり、ペットの体調管理をすることも大切です。実際私も妊娠前から犬を飼っていましたが、上記のことに注意して生活していたため特に問題なく出産し、その後も母子ともに元気に過ごしていますよ!(看護師)

妊娠中に感染症をもらうと、胎児に影響を与える可能性もありますので、妊娠中にペットを飼うことに不安を感じる方は多いかもしれません。しかし、その感染症や予防策を理解し実践していれば、妊娠中にペットを飼ってはいけないということはないようです。看護師さんたちに教えていただいた通り予防策を実践し、ご自分の体調を見ながらペットのお世話をしてあげて下さいね。


2014/09/08

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